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外星通訳一族、 ”AKIMIOTO”5

 『食べてもいないのに、買ってきた菓子類はなぜか消えているんだ。』

——3代目通訳官 秋元 誠児がキャスティナ姫とした初めての相談——

 本当に大きな、仕事が終わった。
あの「儀式」からはや2週間。誠児たちも通常の仕事に戻っていた。


書類、書類、書類、関係国訪問、書類、書類、書類、姫を通した、ウルスの民への質疑応答、書類、書類、書類、そして————。


【海に行きたい。】
これ(姫)である。

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