ファンタジーも好きだが、SFはもっと好きなんだ!
だから、S(cience)F(iction)小説が書きたかったんだ!
読み返したらS(少し)F(不思議な奴らの)小説になってて…
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2018年10月の記事一覧
外星通訳一族、”AKIMOTO”18
『宇宙戦争に参加した感想?……ただの壁当てだったよ、こっちが壁。』
—————2代目通訳官、秋元 和久 の記者会見での一言。—————
————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 艦橋
【右舷第一砲塔付近!銃弾!】
【尖塔部!粒子砲、2!】
ウルスの民のオペレーターが、相手の攻撃を全て報告している。これらは全て、その場所に当てられた『障壁』がダメージを受けている場所だ。
【維持に問題は?】
外星通訳一族、”AKIMOTO”17
『お菓子は隠されていれば隠されてるほど、おいしい。』
————ウルスの民次期首長候補 キャスティナ・ロンゴの暴論————
————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 ハンガー内、収容艦
【文字はすぐには解読できないにしても、ちょっとヒントが得られたのは大きいよな。】
今だ収容艦内の調査をしているウルス人達は、雑談をしていた。
【でも正解とは限らない。でも語訳かぁ、これはちょっと厄介だね。
外星通訳一族、”AKIMOTO”16
『サラン、何度も言うけど俺は石は食べれない。病気でもない。』
————初代通訳官 秋元 郷治 が断った最初の食事————
————ウルス宇宙船『対講話用』艦船 ハンガー内、収容艦
「「【【全然わからん。】】」」
その場にいるウルス人と地球人は現在、同じ問題に直面し、同じ答えを出していた。
「なんだこの文明の文字は……?数字、あるのか?いや、これはただの文章