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ファンタジーも好きだが、SFはもっと好きなんだ!
だから、S(cience)F(iction)小説が書きたかったんだ!
読み返したらS(少し)F(不思議な奴らの)小説になってて…
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2018年7月の記事一覧
外星通訳一族、”AKIMOTO”9
『休みは消えてなくなった。もう帰ってはこないんだ。』
————3代目 通訳官 秋元 誠児の出勤状態を表した一言————
「誠児、悪いがこれじゃあ全然足りないぞ?」
秋元和久はそう言った。
彼は誠児が作った計画書を見ていた。
「……たとえば、何を他に入れればいいんだよ?」
誠児は尋ねる。
こういう時に父が言うことは決まってロクなことではない。
しかし、確実に必要になるか、
外星通訳一族、 ”AKIMOTO”8
『俺らの気分を害すとどうなるか?もう知ってるでしょう?』
——2代目翻訳官 秋元 和久 が各国首脳に向けて放った警告———
————秋元邸 西側の「来客用屋敷」 応接間にて
「……それは、本当なんだな?ゴウジ?」
藤一郎は親友に、 秋元 郷治に再度問いかける。
「ああ、ワシも信じたくないが、そうだ。」
郷治が一息ついて口を開く。
「…………ウルスの若者が、異星人と遭遇した。我々
外星通訳一族、 ”AKIMOTO”7
『通訳官、もしもの時のため、キャスティナ姫をお連れしました。』
———外務省職員、山崎が最も恐ろしい事態を想定したときの一言———
——————宇宙、【まだまだ超SNS範囲に余裕がありそうな距離】
【細かいのが散らばりすぎだ!】
ウルスの民の彼はまだ、鉱物の塊の『持ち主』に会えていない。
【クソッ……まだ姿も見えない!】
悪態をつきながらも、彼は悪い気がしてはいない。
焦らされてるよ