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2023前半まとめ。⑤六角の手提げ(混合縞)

5月の終わり頃、久しぶりに六角の手提げを作りました。 

かご編みを初めて3年目に作り始めて、自分の中ではかなりエポックメイキングであったこの手提げです。 その後3~4年は自分のラインナップの中でセンターポジション的な位置を占めていました。
でも作るのが簡単ではなくて、毎日かごを編んで技術が上がってくるに従って最初はいいと思っていた形もそう思えなくなって、毎回のように型を変更したりして最初の姿からかなり変遷しました。
で、その頃からもっと単純なトートバッグ的な手提げの方に広がりが出てきて、それが私の気持ちを軽くする方向だったこともあって、比べると気持ち重めになっていたこちらはお休みする運びになっていました。

この度、トートバッグ類が充実して自分のものになってきたと思えるこの機会にこちらも忘れないようにしたくて、改めてチャレンジいたしました。 シルエットは初期モデルに近いものに戻し、マチを薄くしてやや小さくなりました。 わりと角張っていてくびれもあります。その感じを気にして丸みを持たせようとしていたこともあったのですが、これがこの手提げの個性かもしれないと思えてきまして。六角形を主張しているみたいな。

いろいろゴチャゴチャ考えております。でもこうしてまた再開できるのは、以前のすごく頑張っていた自分に助けられてる感じがします。今頑張ってないわけじゃないですが、思い入れとか濃密さが、ある程度慣れてきた今とは違っていたように思います。
今は今の大変さと楽しさをかかえつつ、またまた毎日作ります。よろしくお願いします。


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