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「ビジネスケアラー」と「親不孝介護」

昨日NHKでやっていた番組がドンピシャ、私のことだなと思い今日はちょっと脱線した話を書きます。昨今「ヤングケアラー」が取り上げれてましたが「ビジネスケアラー」っていう言葉も出てきているのを知り、正直いろいろ名付けられるんだなと思いました。笑

介護と仕事 両立のポイント“ビジネスケアラー”予兆がわかるチェックシートも
https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20231110a.html

一昔前は「介護」は嫁や娘がやるという認識が大多数だったと思われるので見過ごされてきたことなのしれません。しかし女性の社会進出が進み、結婚しない中年も増えているので、男女関係なく親の介護がある程度役職が着いた年代の人に降りかかってきて、問題が表面化しているんだなと感じました。番組を見て驚いたのは、親の介護をしていることを会社に言えないという人や、施設に親を入所させることを後ろめたく感じる人が、まだ一定数いるんだなということ。

もしかして、私が少し冷たいのかなと感じましたが、「親の面倒は子供が見るべき」という考えは日本人らしい美徳として捉えられいるのかもしれません。私はまさに親不孝介護をしているのかもしれませんが、自分がいなくなってしまったら、誰も親を見てくれないので潰れるわけにはいきませんから、気持ちの余力は取っておきたいのです。

介護にも子育てにも正解はないと思いますが、お金がすごくかかるという現実がそこにはあります。財産がめちゃくちゃあって働かなくても大丈夫という人でなければ、在宅であろうと施設であろうとお金は見過ごすことのできない問題です。なので、やはり介護離職は社会全体で考えなけばならない問題なのだと感じました。

あと、番組で紹介されていたのは、まだ介護初期段階に向けた人のことだなと感じました。子供の虐待も然りですが、親や老老介護で配偶者を殺してしまう事件のニュースなどをみると、介護する家族を支える仕組み作りをもっと作っていかないといけない、極限状態の人を作らない社会を目指さないといけないと強く思うのでした。

ということで、今日は脱線した話をさせて頂きました。引き続き、自分の介護について書いていきたいと思います。



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