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「知的複眼思考法 誰でも持っている創造力のスイッチ」を読みました

この本はものの見方を変えてくれる本です。
まず大事なことは問い。何故これはこうなのか。
そしてそれを分解していく。様々な道筋が見えてくる。
そうすると様々な視点から異なる考え方にたどり着く。
議事相関という言葉がある。収入が多い家庭の子供ほど塾に通う確率が高い。
本当にそうか。収入に関係なく教育熱心な家庭の子供が塾に通っている確率が高いなど一見相関がありそうなものが相関ない場合もある。
また例えば大学生の就職難という場合に、就職する学生が多い場合と景気が悪くて採用が減った場合の2つのパターンがある。
両者で考え方が異なるということもある。
数字が独り歩きするという言い方あるが、そもそも数字化する時点で数字を中心に判断することを決めている。何の数字を大事するかをしっかり見極めることが大事。
決めてから二次三次の副産物を生むこともある。例えば透明なごみ袋を出すことで出す側がルールを守ることになった。しかし一方で中身が見えることでカラスが増えたなど。
物事を考えて判断することは難しいと思います。ある程度問いを分解し、シミュレーションして判断すること大事ですね。
意思決定の多い方にお薦めの本です。

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