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【クロール】肩が楽になる頭3つ作戦

先日のレッスンで、
「肩が痛いんです…」という生徒さんが
参加されていた。

そこで、
クロールで、
肩の負担を減らす3つの方法

・リカバリーの軌道
・入水位置
・キャッチの高さ

を伝えたところ、
「肩が楽になった!」
と、話されていたので、
今回はその一つ
「入水位置」についてご紹介させて頂く。

①肩の負担を減らす入水位置

突然だが、
まずは「頭が3つになった自分」を
想像して欲しい。

ギリシャ神話に出てくる
冥界の番犬と呼ばれる
ケルベロスのようなイメージで…

肩の負担を減らすクロールの入水は、
この左右の頭に腕が当たらないように
手を入水させるイメージ。

腕をぶつけると怒られる…なんて思いながら入水。
入水したら、ローリングして進行方向に腕を肩甲骨から伸ばします。

入水場所は
「頭3個あったとしたら、
どこに入水するか?」
…と、イメージしながら
入水すると、肩は一気に楽になる。

もちろん、
これを意識しなくても
泳ぐことは可能だが、
「塵も積もれば山となる」方式で
肩への負担は蓄積していくため、
距離を重ねれば重ねるほど
肩の疲労感は変わってくる。


②子供の頃から水泳をしていると…

しかし、
選手上がりや、
子供の頃から水泳を習っていると、
入水位置が狭くなりやすい。

その理由は、
「大人数で狭いコースで練習をした経験がある」
からだ。

1コースで20人で泳いだりすると、
なるべく幅を取らないように泳がないと、
他の子と手がぶつかってしまう。

パドルなんか付けてるとき
手がぶつかった日には、
あまりの痛さでその場で悶絶したものだ。

そんな経験が体に染み込むと、
自然に入水位置は狭くなる。


③まとめ

是非、「頭3つ作戦」で、
入水の位置を調整し
肩の負担を極力減らし、
100歳まで泳げるクロールを目指して欲しい。

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