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Q&A|ストローク数を計測する理由は?なぜ後半に増える?細田さんより

先日、
チームとらふぐリーダーの細田さんが、
電車の中でスイマガを読んでいました。

そこに
「ストローク数」について書いてあり、
細田さんから
そのストロークについて
ご質問を頂きました。

Q.
ストローク数って、
どんな理由で計測するのか?

そして、
レース後半になると増える理由は何故か?

A.
細田さん、
電車の中でご質問ありがとうござます(笑)

ストローク数について
私なりに感じていることを
解説させて頂きます。


スイマガの今月号にも書いてあったように
通常、レースでは
後半になるにつれて
ストローク数は増えていきます。

その理由は・・・

後半になると、
1ストロークでの推進力が落ちていくため、
ピッチを速くして、ストローク数を増やし
速度が落ちるのを防ごうとするためです。


平均的に、
短水路の50mでは、
前半25mと後半25mが+2くらい。

100mでは.
最初の0〜25mと
最後の75〜100mで
+3くらいが許容範囲です。

それ以上にストロークが増えている場合は,
・ターン後に壁がしっかり蹴れていない。
・ターン後に苦しくて直ぐに浮き上がっている。
可能性があります。


次に、
テンポ(回転の速さ)と
ストローク数の変化に注目します。

例えば、、、

「ストローク数が増えて、テンポが遅くなった」場合は…

・腕で水をしっかり押せていない。
または,
・キックでプルの出力減少をカバー出来ていない。
状態が考えられます。


更に、
「ストローク数が増えて,テンポが速くなっている」場合なら、
・速度が極端に落ちない。
もしくは、
・若干速度が上がっている。
ことが想定できます。

そんな感じで
自身のデータを観察して,
改めて自己評価をすることで
見えてくるものがあります。


水泳は、
より効率的な動きをするために
「無駄な動き」を削ります。

そのために必要なことが
「こうすると、こうなる・・・」
という「泳いだ感覚」と
「撮影した動画」や
「データ(ストローク数やタイム)」を
確認しながら、照らし合わせていくことです。

「こうしたら、こうなった!」
ということを練習でたくさん行うことで
徐々に理想的な泳ぎになっていきます。


今回は
細田さんからの質問、
「ストローク数が増えるのは何故?」
「トップスイマーは何故、
ストローク数を計測するのか??」
でした☺️

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