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サードマンシンドローム

サードマンシンドロームとは、
人が極限状態のときに
脳が自分の隣に
別の誰かがいることを暗示させる
電気信号を送る特殊な心理現象。

これらの事例として、

過去、
3人で雪山で遭難していた人達が
救出されたときに
「私達にはもう一人(4人目)の仲間がいた」
と、口にすることもあった。


更に、

海底洞窟に一人で潜っていた、地球微生物学者の女性の話もある。

彼女の夫はケイブダイビングのプロでしたが、事故で亡くなっていた。

一人っきりで潜った洞窟の中で、
彼女は命綱が見えないことに気づいた。

ケイブダイビングでは
水面に浮上する機会が少なく、
方向感覚がなくなるので、命綱は不可欠。

同行者はおらず、空気はあと20分。
もうダメだと感じ、
怒りと悲しみでいっぱいになった。

そのとき、
自分のそばにだれかがいるのを感じた。

「大丈夫、落ち着いて。
いいかい、できると信じるのもいい、
できないと信じるのもいい、
どちらも正しいんだ、いいね」。

それは、
まさしく夫の声だったそうだ。

彼女は呆然としたが
すぐに冷静さを取り戻し、
自分の状況や
たどってきたルートを分析した。

そして残り15分、、、
ちらりと白いひもが見えた。

命綱を見つけたのです。

その瞬間、存在はいなくなった。


このように、
人は極限状態になり
その状況から
なんとか脱しようとしているとき
「別の誰か」が現れて
アドバイスをくれたりする。

これらを経験した人が
霊的ものを信じたり、
神を信じたりして
歴史が出来ているのかも知れない。


そんな研究がされているわけだ。

私は霊的なものや、
神様を否定したいわけではない。

ただ、
トップアスリートならば
一度はサードマンシンドロームを
味わったことがあるのでは?

…と、考えた。


私も
中学生のころ、
コーチに
「100m潜水できたら、
今日の練習なしでいいよ。」
と、言われ
ど〜しても練習がしたくなかった私は
挑戦した。

壁を蹴り

25m…

50m…

すると、
75m付近で声がした

「そんなに無理しなくても、
ほら、練習しなくて良いよ。」

と。

そう言われて、
「良かった〜」と思い、
体の力が抜けた。

その後、気がついたら
私はプールサイドに横たわっていた。

75m過ぎたところで
意識を失ったようだ。

結果的に大事をとって
練習はしなくて済んだが、
今思えば、あれが
サードマンシンドロームだったかもしれない。

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