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Q&A|たくさん泳いでいますが、大会で結果が出ません…

ご質問頂きましたので、
お答えさせて頂きます。

Q.
私は、
大人になってから水泳を始めて
マスターズ歴5年、40代です。

いつも丁寧に
練習メニューやドリル解説などを
ブログやYouTubeで投稿して
頂きありがとうございます。

私もマスターズチームに所属して
みんなで山奥のプールで
チーム練習を行なっています。

元選手の人達に紛れて
週3〜4回(多い時は5回)、
一度に約3500〜5000mの練習を
行なっています。

しかし、
ここ2年ほど
泳いでも泳いでも
ベストタイムが
更新されなくなってしまいました。

他のメンバーやコーチには
「練習は強いけど、本番には弱いよね」
と言われてしまい
ショックを受けています・・・

何かヒントを頂けないでしょうか?

A.
ご質問ありがとうございます!

かなり泳がれてますねー、すごい!

水泳における「練習量」というと、
ついつい「距離」のイメージに
なる方がほとんどではないでしょうか?

それこそ、練習後に
「今日、何メートル泳ぎましたか?」
と、聞きたくなるやつですね!

もちろん、
健康のためや
綺麗なフォームを染み込ませるためなら
「距離」だけ意識でも問題ありません。

しかし、
大会で好タイムを出すためには
練習量の考え方を
少し変化させる必要があります。


練習量はもちろん、
必要ですが、
泳げば泳ぐほど
あるデメリットが発生します。

それは、
「本番さながらの練習がやりづらくなる」
です。

例え話ですが、
富士山を登るときに
一合目からダッシュで登ったりしませんよね?

先のことを自然と考えてしまい
身体が本能的に体力温存する動きをします。

水泳の練習も同じで
今日は4000m泳ごう!となると、
前半からだししぶりが
発生してしまうことがあります。

なので、私もレッスン開始前に
「今日はトータル何mぐらいですか?」と、
聞かれたらときに
「気にしないで大丈夫ですよ〜」
なんて、戦略的にトータル距離を
言わないときがあります笑


ヒントとなるのが、
イチローさんの話です。

何かの番組で、
イチローさんが
練習量の多いと有名な
智弁和歌山高校の野球部に
3日間だけ野球指導に入る
というものがありました。

1日目に
智弁和歌山高校の練習量を見た
イチローさんの感想は
「メジャーリーガーが見たら
ぶったまげるな、この練習量…」
と、話します。

続けて
「これだけ練習量が多いと
本能的に最後まで体力が持つように
調節してしまうのが人間なので、
そういうクセがつかなければいいな。」
と、話しています。

こちらが、
そのイチローさんの動画です。

もし宜しければ、参考にされて下さい。

もちろん、
怪我をしないために無理をしてはいけませんが、
大会で好タイムを目指すならば、
このイチローさんの考え方は
重要だと思います。


もし宜しければ、
参考にされて下さいね☺️

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