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【クロール】肩が楽になるリカバリー&スピードを上げるコツ

過去のこちらの背泳ぎのブログについて
「クロールはどうですか??」
と、質問を頂いた。

そこで、
今回のブログでは、
クロールに焦点を当てた内容にさせて頂く。

あくまでも、
私個人的な考え方なので、
参考程度にして頂きたい。


私が現役だった時代は
このように肘を高くして泳ぐ泳法だった

肘を高めて、「手」を最短距離で前に戻すことを目的としていた泳法。

しかし、
現在は世界トップクラスの多くの選手は…

17歳で世界記録を更新したポポビッチ選手の100m自由形のリカバリー。
まるでバタフライのよう。

これは
「手」ではなく「肘」を
最短距離で前に戻すことを意識したもの。

肘が戻れば、
肩甲骨から体重が前にかかり、
常に入水で体重がかかりやすくなる。

手だけが前に戻っても
体重は前にかかりづらい。

なので、、、

このように横から肘を戻すイメージ。
もし肘を曲げてしまうと、このように水面に手を擦ってしまい、タイムロスになる。


このリカバリーを習得するためには、
片手バタフライからクロールがオススメだ。

実際、
片手バタフライで水面スレスレの
リカバリーを練習したあとに
クロールで同じようにリカバリーすると
このリカバリーが完成する。

肩の負担も減り、
楽にリカバリーできるようになる。

ついつい肘を高めた泳ぎが
カッコイイというイメージが
残っているようだが、
無理にそうする必要はないと
私は思う。

ただし、
このようにバタフライのようなリカバリーは
隣のコースや同じコースで
泳いでいる人に
手が接触しやすいという
デメリットもあるので
注意して頂きたい。


それにしても…

ポポビッチ選手。

身長は190cmとはいえ、
この体の細さで46秒86とは…

水泳が如何に
テクニックやフォームが
重要だということがよくわかる。

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