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ショートサークル練習の真髄

先日、元ボクサーの生徒さんから
ボクシングを薦められました。

ボクシングを習うことのメリットを聞くと、
その方はこう言いました。

「そりゃもちろん!
殴られることに慣れるからですよ!」
・・・と😂笑

話をよくよく聞くと、
ボクシングジムに通ったとしても、
すぐにパンチが強くなるわけでもないし、
テクニックが身につくわけでもないようです。

まず身につくことが
「殴られてもパニックにならなくなること」
だそうです。

ボクサーだとしても
後ろに目があるわけではないので、
リングではない場所では、
パンチをもらうことがあるそうです。

しかし、
パンチをもらっても
「スパーリングで
先輩にもらったパンチより軽い」
と、感じるようになり、
冷静さを保てるようになるそうです。

なるほど〜

はい、
実は「ショートサークル練習」も、
それが目的なんですね。

サークルが短いと
「身体がキツイ」というのもあるのですが、
心が「パニック」になっていきます。

本数が数えられなくなったり、
サークルを間違えてしまったり、
泳ぎが崩れてしまったり、
空間認知能力も下がるので
ターンなんかもうまく回れなくなったりします。

これら全て、
サークルが長ければ
問題なくできることが、
できなくなってしまうんですね。


パニックは実力を発揮できなくする
んですね。

もちろん、ショートサークルは、
スタミナを向上させるなどの
目的もありますが、
この「パニックを防ぐため」の練習でも
あります。

まぁ…根性練を正当化しているようで、
あまり気は乗らないのですが(笑)
パフォーマンスを安定させるためには
やはり重要な練習です。


ショートサークルは、
「実力を伸ばすため」でもありますが、
まずは「本来の実力を発揮させるため」に
取り組んでいきましょう。


パンチに慣れるよりは、
痛くなくて良いかな?・・・と思います

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