リスクヘッジ観点からの研究トピックの選び方: Part 1
障害物を避けることは効率化の基本だと思うのだが、臨床研究にも障害物があり、障害物まみれの「ヤバそうなプロジェクト」をトピック選びの時点で察知することはかなり重要なスキルだと思う。
そして臨床研究が破綻・泥沼化しうる落とし穴はいくらでもある。僕もハマりまくったし、失速して風化していくプロジェクトもたくさん見た。
そのような惨事をどれだけ事前に防ぐことができるか、または深入りする前にプロジェクトを切る英断を下すことができるかはPIや研究者の能力の一つだと思う。
「ヤバいプロジェクト」は時間を無駄にするし、チームのモチベーションが下がることや変なプロジェクトにコラボレーターや学生を引きずり込んでしまうと信用問題になり今後のコラボに影響する、等の副次的なものもあるのではないか。
なのでトピック選びをする際にはある程度、リスクヘッジの観点が加わると良い気がする。今回はよくある落とし穴の認知について書く。
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