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〜ザ・ベストテン〜①『車輪の唄』

やほやほ〜やっすんやで〜!
読者の皆さま、前回よりまたまた間が空いてしまいまして、大変申し訳ごぜえやせん。ええ、誰も待ってないこと、知ってますよ。いいじゃないですか。ちょっとぐらい人気作家を気取るぐらい。読者の皆さまも、それぐらいの器のデカさを持ったればこそ、この社会の荒波をするすると華麗に乗りこなす、スーパーサーファーたるのでは、ないですか?

相変わらず出だしから理解不能な文章が続いておりますが、これがおいらのテイストでありますので、良く噛んでお読み頂き、上質なフレーバーに昇華してもらえれば、ご幸甚にごぜえやす。

さてさて、今回ですが、何を書こうかなと言うことで考えましたが、またまた私の愛する音楽について書かせて頂こうかな〜なんて思ったわけです。
思ったわけですが、ただ単純に楽曲を紹介するのでは味気ないなと思い、この世におよそ星の数ほどある名曲の中より、なんと今回!わずか!十曲に絞って!!紹介していくぜ!!!!

そうです。タイトル通り、かの有名番組である『ザ・ベストテン』の丸パクリです。
「no music no life 」を座右の銘として深く胸に刻みこみ生きてきた私が、拳の中で爪を立て、また、ギリギリと奥歯を噛み締めながら、厳選した十曲について、声高々に愛を叫んでいく次第でございやす。

相変わらず前置きが長いし、軽くウザいですね。しかし本題はここからです。皆さま、ついてきてくださいね。

では前口上が長くなりましたので、早速紹介していきます。と、その前に一つ断っておきますが、本紹介については完全に順不同であり、なおかつあくまで極私的なものです。
まあ最後まで読む人なんていないと思うのであまり気にしませんが、どうか諸々ご承知の上で読んで頂ければ幸いです。

では本当に行きます!
まず一曲目、
BUMPOFCHICKEN『車輪の唄』
です。
はい。いきなりあまりの名曲の登場で、読者の皆さまもさぞ困惑されていることでしょう。
何故今更、お前如きが、わざわざ紹介する必要があるのか、と。
その言葉、図星過ぎるが故、密かに胸の中に閉まっておいて頂けますと助かります。

こんな名曲、まじで言わずもがな、なんですが、一応少しだけ語らせてください。
BUMP OF CHICKENと言えば、ファンタジックなメロディやサウンドに、日常と地続きに思える暖かい歌詞が特徴的ですが、この曲はBUMPの楽曲の中でも、それが顕著なものだと個人的に思うわけですね。
具体的に言うと、まず何よりもイントロがやばいんですね。具体的にと言いながら「やばい」なる俗語を使用してる時点で、論理も語彙も破綻しているということがバレてしまいましたが、それはまあ気にせず行きましょう。
車輪の唄に限らずBUMPの楽曲というのは、イントロを数秒聴くだけで、今いる場所ではないどこかへ、ふらっと連れて行かれるんですよ。一瞬で我を忘れてしまうと言いますか、忘れさせてくれると言いますか。僕は作曲に関してはまじでなんにもわからんのですが、まず一つ、ここがBUMPというバンドのすげえ所なんじゃないかと私は睨んでおるのです。
それほどイントロというものに(恐らく)力を入れて拘っている(と思われる)BUMPの楽曲の中でも、桁違いで車輪の唄のイントロはヤバいんです。何がヤバいのか?そんなの分かるわけ無いじゃないですか(ブチギレ)
とにかく聴いてみてください。なんか、こう、飛んじゃいますので。

イントロに続き、というかまあ全要素が神がかっているのは前提として頭に入れて欲しいのですが、特にこの曲のスゴいところは、詩の一つ一つが、情景として脳に鮮明に映し出される、という点です。
これは本当に凄いことだと思うんですよ。
現代のバンドミュージックというのはそれこそ70年代や80年代のフォークなんかと比べると、メッセージ性というものがかなり削られており、中には完全に詩が破綻している楽曲もありますよね。
それはボーカロイドというこの時代を代表するジャンルの台頭が多分に寄与しているものと考えますが、まあそれは置いといて。
とにかく詩よりもメロディやリズム、サウンド重視な時代、車輪の唄がリリースされたのが2004年ですから、そういった時代に既に片足ともう半分の片足のつま先ぐらいは突っ込んでいたと思うんです。
そんな中、これほど詩を重視した、またメッセージ性に溢れながら、更に場面を強く脳に喚起させる楽曲を作った藤原基央という存在は、やはり神であるという結論でしか説明がつかないのでは、ないですか?(皆さまこいつからすぐ離れてください)

なんやかんやと素人が喚いておりますが、皆さま是非一度、『車輪の唄』聴いてみてください。というか、聴いてない人なんていないか。
この一曲を聴くだけで、まるで短編映画の一つでも観たかのような満足感と幸福感が得られます。まあそれは善し悪しでしょうが、とにかく素晴らしい楽曲であることに間違いはありませんので、万が一未聴の方は、ぜひ!!

長々とありがとうございました。
朝晩どころか一日中極寒となって参りましたので、どうか皆さまご自愛くだせえ!
あでぃお!



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