第1回、壱岐市総合政策審議会。
すこし時間が経ってしまいましたが、約1ヶ月前の2019.1.28、第1回、壱岐市総合政策審議会が開催され、審議委員会として呼んでいただきました。
総合政策審議会がどういうものかというと、壱岐市を今後、どんな"まち"にしていくのか? の最上位計画を決める会議です。会議は約2ヶ月おきに一年強続き、一度策定されるとそれを指針として5年間壱岐市が運営されていきます。ちなみに、今回は第三次計画を策定する委員会で、第二次の計画は約70ページに渡るボリュームです。
『市という大きなもの全体を良くしていくためにはどうするべきなのか?』普段、Iki-Bizのセンター長として経済産業の視点からは考えさせていただいていますが、
・市を構成している他のたくさんの要素を俯瞰して見ることができ、
・自分が担当している分野以外について考え、
・意見を伝えることができる。
そんなポジションを、移住して約2年の僕に頂けたことをとてもありがたく思っています。
第一回の委員会の様子は、島内の各メディアでも取り上げていただきましたが、森がどういうことを感じたのか?僕も自分なりにレポートしてみます。
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良いなと思ったところ。
全部で16人いる審議委員の内、おそらく50歳以下のメンバーは2〜3人。そして集まっている方々は基本的にどこかの組織のトップを務めている方です。
そんなメンバーの中から、「俺たちみたいなジジババに計画を決めさせても駄目だ。これからの壱岐のことを決めるなら、これからも壱岐で生活する若い人を入れた方がいい」という声が上がりました。自分よりも他人の意見を取り入れた方がいい、というのは中々言えることじゃないと思います。
そして、会議が始まるまでは ”なぁなぁ” で前回の第二次計画を踏襲していく流れなのかなー、なんて予想もしていたのですが、委員会の多くの方が「より良い計画づくり」のために積極的に発言されていました。
偉そうに大変恐縮ですが、会議全体に真摯な雰囲気を感じて嬉しかったです。
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今後こうしたら良いかも、と思ったところ。
会議の進め方。
今回は顔合わせ的なニュアンスが強かったためあまり問題はありませんでしたが、会議の参加人数が多いこともあり、
・ひとつのトピックに対して全員に意見を聞いていると時間が足りない。
・大勢の前での発言は苦手な人がいそう。
・そして当日トピックを振られても考える時間がないため、きちんとした自分なりの答えを話せない。
という状況が今後起こりそうな気がしました。
事前に次回の会議の議題を共有してもらい、それについて自分なりに意見をまとめ、前もってレポートを提出しておくことで、より密度の濃い会議を行うことができるかな、と思います。
代理人が代わりになりにくい。
上述したように、第二次の総合計画は約70ページあり、全体像を把握するのにそれなりの労力がかかります。代理で出席したとしても第二次計画と前回までの内容を把握し、会議の場でバリューを出すのは相当ハードです。
16人いるので全員の予定を合わせるのは難しいですが、事前レポートという形にすれば出席できなかったとしても、委員の方の知見を計画に活かすことができるかと思います。
第二次計画の現状をしっかりと踏まえる。
おそらく次回以降の会議で実際の計画について詰めていくことになるはずです。それにあたって、現在進行中の第二次計画の進捗がどうなっているのかをしっかり踏まえる必要があります。計画が立派でも、実行できなければ意味がありません。これに関して、「第二次計画の進捗を共有してもらえないか」今回の会議で壱岐市とシンクタンクの担当の方に質問させていただきました。
「第二次計画の各項目についてKPI(目標数字)が設定されているので各部署にヒアリングをかけているところです」と回答をいただいたので、それを元に今後の計画を考えていけたらと思っています。
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僕が今までやってきた事業とは段違いに大きな規模の物事を考える機会。良い計画をつくれるよう全力で向き合い、自分自身の能力も伸ばしたいです。
またレポートする予定でいるので、思うことあればご意見ください。よろしくお願いします。
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