自信があるからやるんじゃない。やらずにいられないからやるんだ。

先日、会社のパートさんがとある試験に合格し、春に退職するという報せが入り、改めて、自分の道を自分で選ぶことについて考えることがありました。
会社としては人員が減り、負担が増えることにはなるのですが、その方が自分で道を切り開いたことに対して尊敬の念をもちました。
何もしないでいると、自分以外の環境は常に変わり続けて、うかうかしていると何もできずに、日々の中に埋もれていく。最近は、尚の事その思いが強くなっています。

ウルトラマンデッカー

ところで、最近、友人からの勧めがあり、ウルトラマンデッカーを見始めました。その第2話でハッと思わせられる台詞がありました。

自信があるからやるんじゃない。やらずにいられないからやるんだ。

ウルトラマンデッカー2話より

やらずにいられない。

自分の中で抑え込もうと思っても、どこかで尻込みしていても、やっぱりむくむくと頭をもたげてくる。消そうと思っても消えないもの。それが、自分の夢や目標、望むものなのだと。やらずにはいられないという意思の強さにグッときました。

Move on now!と夏目漱石

こういう意思の強さや、自分の望みに対する想いに、アイカツ!の好きな楽曲「Move on now!」が頭をよぎりました。その中で、こんな歌詞があります。

戸惑うけれど ためらわない約束

Move on now!/こだまさおり

また、夏目漱石が「私の個人主義」と題して行った講演で、こんなことを言っています。

もし、途中で霧か靄のために懊悩していられる方があるならば、どんな犠牲を払っても、ああここだという掘り当てるところまで行ったらよろしかろうと思うのです。

私の個人主義/夏目漱石

いずれも、今の自分の少なくない部分を形成している言葉の一つで、デッカーのあの場面や、自分の道を選ぶパートさんの姿とも重なりました。

終わりに

フィクションの世界に救われることは多いですが、自分の身の回りに、実際に自分の道を切り開く人がいると、それはそれで、気持ちが上向くものです。


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