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仁和寺へ

休暇を利用して、京都へ2泊3日の旅行に行きました。どこか、遠くに行きたいと思っていて、せっかくならGARNET CROWがかつてライブを行った、仁和寺を目的地にしようかということで行ってきた次第です。

威厳がある
9月いっぱいまで期間限定で公開中とのことでした

Special Live in 仁和寺

いわば聖地巡礼みたいなものなので、ライブDVDでしっかり予習。GARNET CROWのライブには、ついぞ参加することはできず、映像としてもちゃんと観るのはほとんど初めてくらいでした。

パッケージも荘厳

以前より、ファンの間ではかなり評価が高いライブだったそうですが、映像をみて確信しました。圧巻のライブでした。解散したバンドの、16年も前のライブの感想を何を今さらという感じですが、自分にとっては、この時が仁和寺ライブだったので。

オープニングを含めたセットリストが、まさにGARNET CROWここにありでした。ストリングスも交えたバンドメンバーによるパフォーマンスと、仁和寺のあの厳かな雰囲気とが混じり合って、当時の現地の様子を想像するだけでも、満たされた気持ちになります。中でも「pray」、「Holy ground」、「水のない晴れた海へ」あたりは、この雰囲気と非常にマッチしていたように思います。

また、序盤の「まぼろし」のイントロは、流れてきた瞬間にぞくぞくしてしまいました。今までに何度か、その時に好きな曲を10曲挙げることをやっていて「まぼろし」は選外でしたが、このライブを観てから、一気に上位に食い込んできました。やはり、その時その時に自分にとって刺さる曲は変わるのだなと思います。

GOODBYE LONELY

この2泊3日の旅行に備えて、仁和寺ライブのDVDを観、移動中には同ライブのセットリストと同じプレイリストを組んで聴きこんでいました。そして、実際に仁和寺を訪れ、あのライブが行われた場所、時間、空間を想い、感慨に浸りました。

その折々に、GARNET CROWというバンドは、依然として自分の中に生き続けているのだという想いが何度もよぎりました。ライブ中、メンバーが互いに目配せしているのをみる瞬間に、何度も繰り返し聞いた曲の歌詞がふっと脳内に流れてくる瞬間に。そうして、その度にGARNET CROWがこれまで大切なバンドであり続けてきたこと、これからもそれが変わらないことを実感しました。

『GOODBYE LONELY』というのは、GARNET CROWのカップリング集のタイトルですが、シングルやアルバムも含めても好きなタイトルです。力強く後押しするという感じではないけれど、常にそばに居続けて、静かに支えてくれている。GARNET CROWの楽曲からは、そうした静かだけど温かみのあるものをいつも受け取っていて、今回の仁和寺への巡礼(こういう風に書くと、まるで修行僧にでもなったかのようで、ちょっと可笑しいですが)でも、改めてその思いを強めたのでした。

終わりに

今回は、お昼時に行ったのですが、夕暮れ時などに行くと、また趣きが変わって良いかもしれませんね。
これを機に、他のライブ映像も集めてみようかしら。


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