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飛んで火に入る夏の虫的な

【飛んで火に入る夏の虫】

明るさにつられて飛んで来た夏の虫が、火で焼け死ぬ意から、自分から進んで災いの中に飛び込むことのたとえ。

goo辞書より

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山羊は木が大好きで
クワや、オオバギ、ウラジロエノキなどを切ったり折ったりしながら与えると木の枝がたくさん出るもんだから
乾かしてまとめて燃やしている。

着火剤として草刈機跡の乾いた雑草をまるめて
木の間に入れ込んで燃やすのだ。

そしたら飛んで火に入る夏の虫の意味の通りなのか、その意味の通りではないのか
バッタやカエルが飛び込む。
カエルにいたっては人間が現れたことにびっくりして飛んだは良いがたまたま火の中だったというような飛び方をしている。
(やべぇ。間違ったよ、、、と背中が言ってる)

巨大な生き物が現れてびっくりして飛んだは良いが目の前にめちゃくちゃ熱そうな何かがあって、方向転換も出来ずに焼け死ぬ気持ちはとても想像できるはずも無いが

「ばか、、、、、」
と呆れると憐れみと悲しさと申し訳なさで呟いてしまうけれども。


社会においての火

日本のBGMが俺の音楽の色に染まったら
日本が政治が変わるんだと、やたらカッコいい事を言いながら、やたらかっこいい音楽を生み出し続ける友人がいる。
聞く耳もきちんと持ち、柔らかい感覚でビュンビュン進む。
路上でもなんでもずっと続けてきた〈職業〉とも思わずに続けている彼も、私(1ファン)からしたら攻めている姿勢を感じるけれども
当時は彼のことを知らない人からしたら飛んで火に入る夏の虫と思っていたのかもしれない。

火かどうかは分からないけれども、それが本望ならばそれで良いし、火かどうかジャッジするのは結局他人だ。

辞書でいう誘われる「明るさ」が火かもしれないしキャンドル風LEDかもしれないし、月夜かもしれないけど実力より少し上を求めて目標を設定し動いてきた私は、初めて実力より結構上の身の丈に合っているのかどうか全然分かんない工房を借金して建てるんだけど、、、
(工房の工事が進むたびに嘘なのではないかと思う)

もしかしたら
知らない誰かは火に飛び込もうとしている私が見たあのカエルだと思っているかもしれないし
優しい人に恵まれている亞人の周りには純粋に応援してくれる人しか居ないのかもしれない。

火かどうか決めるのは他人だけど
自分が火の中にいる、、。ぅお。熱いぞ熱い!!
と思っている最中にひょいっと
火の模様のストリート系ブランドのステッカーだよって教えてくれるのも他人である。




普遍的な一般論

何か使命を持って生まれてきただなんて耳触りの良いことはあまり言わない。
誰かがそれで傷つくかもしれないし、そんな普遍的であり一般論であり耳が腐るほど聞いてきた既視感たっっぷりな言葉を今更言ったところで
「耳からは耳くそが出る。」
みたいな当たり前の事は今更不必要なのではないか。

その使命という言葉があまりにも崇高なもののみ適応しているような気がするけれども
宇宙的には存在するだけでオッケーみたいな世界なので存在=使命達成が成立する。

(死刑はいけないと思ってはいない私は
たまに、この人は、この世に存在しない方がいいなと思うような極悪な人間も存在しているけど)

飛んで火に入る夏の虫的な発想には
火に入る前に至っては
第三者からのジャッジが主ということもあって
炎は存在しないという話ではなく

私から見たら
「ぁ。ばか、、、。。。」みたいな
事も、子供達の何気ない奇跡みたいな言葉で消火活動が行われる事もあるし
第三者の私も騙されちゃうくらい、めちゃくちゃ再現率の高いLEDだったりするから
結局どうとでもなれるんだけど
エビデンスが揃ってて、もしかして鎮火活動が行われたらどうにかなるかもしれないけど
確実にそれは火だ。みたいな事柄は
そっと「大丈夫?」と言ったりする。
フランス人の友達には日本人は、すぐに「大丈夫?」というよね。とネガティブな感じに言ってたから、まじでやばいのに足突っ込んでる事に関してのみ「大丈夫?」と言うようにしている。
確かに未来のことに関しての心配という名の涼しい顔の相手へのコントロールとか、心配している自分がキャピ⭐️みたいな事情も「大丈夫?」には含まれちゃうからね。

事前に救助出来れば救助したいし
救助せず見守る事で少し火傷したとしても、その方が良かった事もあるかもしれない。

難しいね。
飛んで火に入る夏の虫的な。
沖縄は22度。夏が終わり秋。冬至まで残り1ヶ月ちょっと。

noteの記事のトップ画像は提供から選ぶんだけど
画像のタイトルがタイムリーだったので共有。

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