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エンタメ作品の魔法と実際の魔法:技法

「エンタメ作品の魔法と実際の魔法:世界観」に続く投稿です。

エンタメ魔法と比較しながら、実際の魔法を紹介していますが、本稿では、魔法の具体的な部分として、魔法の種類と技法を扱います。

*前項同様、以下のように言葉を使います。
「magic/ magician」に相当するものは括弧付きの「魔術/魔術師」、「witchcraft,wizardry/witch,wizard,wicca」に相当するものは括弧付きの「魔女術/魔女」、両方の総称や混合するものは 括弧なしの「魔法/魔法使い」で表記します。



エンタメ魔法の種類


エンタメ作品で登場する魔法は、分かりやすく見えるのもでないといけないので、ほとんどが物理的な戦闘の道具になります。

具体的には、物理的な「攻撃魔法」、物理的な「防御魔法」、物理的な「結界魔法」そして、身体的な怪我に対する「治癒魔法(回復魔法)」などが主になります。

その他にも、物理的な「飛行魔法」、物理的な「転移魔法(召喚魔法)」、物理的な雑多な「生活魔法」などが登場します。

もちろん、物理的なではない魔法として、「精神魔法」、霊的対象に対する「結界魔法」や「召喚魔法」も扱われますが。


ですが、実際の魔法は、直接的に物質を生み出したり、変成したり、動かしたりすることはできないと思います。
この点が、実際の魔法とエンタメ魔法の一番の違いです。

「飛行魔法」も、客観的なものであるかどうかは別にしても、「アストラル・プロジェクション(霊体離脱)」しての飛行であって、肉体のままに飛ぶことはありません。

実際の魔法が、物理的な世界に影響を及ぼすあり方は、基本的に、術師が具体的な方法を指定することはできず、偶然が味方したかのように、物理法則に反しない何らかの形で、目的が達成されます。
逆に言えば、物理的に不可能な目的は達成できません。

現代の「魔術師」は、そのように考えているのではないでしょうか。


エンタメ魔法では、物理的な魔法が可能なのですが、それでも、リアリティーを出すために、万能ではなく、一定の制限を加えることがあります。

例えば、無から物質を生み出すことはできず、周囲に存在する物質を素材にして、それらの性質を変えるのだ、という設定する作品がいくつかあります。

『鋼の錬金術師』もそうで、「等価交換の法則」という質量保存則やエネルギー保存則に類した法則が設定されています。

『魔法科高校の劣等生』では、魔法でエネルギー保存則が破られるように見えることを、現代物理学の理論を使って、余剰次元からエネルギーを持ってくると説明します。


実際の魔法の種類


実際の「魔術」の種類は、まず、大きく目的別で分けると、「秘儀参入(イニシエーション)」と、実利的な「願望実現」に分けることができるでしょう。

「秘儀参入」とは、霊的な世界、存在、力に触れることで、人格を変容させ、霊的成長を促すものです。
心理的に解釈すると、無意識的な力、世界に触れて、意識を拡大し、無意識を統合し、様々な能力を伸ばすことです。

「高等魔術」と呼ばれるような「魔術」は、象徴体系に基づいた「秘儀参入」が前提となります。
そして、「願望実現」を目的にする場合は、利己的な願望ではなく、ハイヤーセルフに導かれた大義に背かない願望のみが認められます。


機能で「魔術」を大別すると「召喚(喚起)」に類するものと、「アストラル・プロジェクション(アストラル・トリップ)」に類するものの2つになるでしょう。
つまり、霊的な存在や力を招くことと、霊的な世界に行くことです。

召喚した神霊からは、力をもらったり、使役したりします。
力は、自分、あるいは、秘儀参入者や呪符に充填します。

霊的世界に行く、あるいは、霊的世界を見る目的は、秘儀参入であったり、知識、アドバイスを得るためであったりです。


召喚する対象の種類は様々で、それに対応した「魔術」の呼び名があります。

各種の神々であれば、「マギア・スピリタリス(神霊魔術)」、「テウルギア(降神術、神働術)」などと呼ばれます。

天体霊であれば、「マギア・ケレステイクス(惑星魔術)」、「アストロ・マゲイア(天体魔術)」などと呼ばれます。

4大元素の霊であれば「マギア・ナトゥラーリス(自然魔術)」などと呼ばれます。

悪魔の類でれば、「マギア・ディアポリカ(悪魔魔術)」、「ゲーティア(妖術)」などと呼ばれます。

天使であれば、「カバラ魔術」などと呼ばれます。

ちなみに、上位の霊を呼ぶ場合は「召喚(invocation)」、下位の霊を呼ぶ場合には「喚起(evocation)」と呼び分ける場合もあります。


一方、伝統的な「魔女術」の(広義の)魔法の種類に関しては、はっきりしたことが分かりません。

ですが、シャーマニズム的なものと考えれば、先の投稿に書いたように、「異界飛翔」が一つです。
トランス状態で脱魂して行いますが、その時に変身する場合もあります。

「魔術」の「アストラル・プロジェクション」に当たりますが、目的は、自然の豊穣や病気治療のような具体的なものです。

他には、使い魔を使役して、霊的防御をしたり、病人を治療したりすることです。
呪術的医療では、病気の原因は悪霊の類とされることが多いので、呪いに対する防御との区別がありません。


また、現代の「魔女術」では、神霊を召喚するシンプルな「魔術」の技法を使います。

召喚するのは、女神と有角神の2大主神と、魔法円の設定の時の四方の守護者くらいでしょうか。
そして、それらから自然の創造力を受け取ります。


魔法陣(魔法円)


日本のエンタメ作品では、魔法を発するものとして「魔法陣」がよく使われます。

英語では「magic circle」なので、「魔法円」と訳すべきものです。
「魔法陣」という言葉は、実際の「魔術」でも使われる、数字やアルファベットを方形に配置した「魔方陣(magic square)」と混同されがちですし。

エンタメ作品での「魔法陣」の使われ方は、実際の魔法で使われる「タリスマン(呪符)」と混同されていると思います。

「鋼の錬金術師」では「錬成陣」と呼ばれる


日本のエンタメ作品では、よく「魔法陣」が魔法を発するもの、特に物質的な攻撃を発するものとして使われます。

『葬送のフリーレン』では、魔法陣は攻撃に使われるが、防御には使われない。

あるいは、そこに何かを召喚したり、逆に送り出したりする、移動にも使われます。

「無職転生」の転移魔法陣はこの上を通して瞬間移動できる


ですが、実際の魔法の「魔法円」は、そのようなものではありません。
一般に、魔法を行う場所を、浄化・聖別・追儺して結界とするものです。
ですから、外部に力を発するものではありません。

ヴァリアンテ派の現代魔女術で使う魔法円
from「魔女の聖典」(国書刊行会)

例えば、悪魔などの危険な存在を喚起(召喚)する場合にも、防御の結界となるので、術師は「魔法円」の中にいて、外に出ることはありません。
悪魔は、巧みに術師を騙して、外に出そうとする、なんて話が伝わっています。

悪魔を召喚する場合に使われる伝統的な魔法円 
from 「レメゲトン」(魔女の家BOOKS)

心理的に解釈すれば、魔法を実践する場合の、意識や自我の領域の象徴で、雑念や無意識的な力をその内部に入れないことを示します。
「魔法円」の外に出てしまうと、術師は無意識的な力に操られることになります。

「魔法円」の中にも、安全な神霊を召喚・喚起しますが、基本的に、術師は中にいます。

悪魔は「魔法円」の外に描いた「喚起三角形(技の三角形)」の中に呼び込みます。
これは封じ込めの結界です。

そして、その中の目線の高さに、霊視用の黒い魔法の鏡を設置します。
喚起した悪魔は、鏡の中に霊視します。

一人で喚起を行うのは難しいため、見者役を含めた二人以上で行うことが奨励されます。
悪魔を喚起して命令するのは術師ですが、霊視し、言葉を聞くのは見者です。
この術師と見者は、神道でいう審神者と神主の関係に当たります。


「魔法もの」の元祖的マンガである『悪魔くん』では、悪魔くんは魔法陣の外にいて、「魔法陣」の上に悪魔などを召喚するので、最初からあべこべだったのです。


ちなみに、実際の魔法の「魔法円」の実体は、物理的に描かれた平面図ではなく、術師の心の中に立体でイメージされたものに、召喚された力を込めたものであって、そうして初めて意味をなすものです。

これは密教のマンダラも同じです。
もっと言えば、神殿や寺社も同じです。


呪符と護符


実際の「魔術」では、特定の魔法の力を発するものとしては、「タリスマン(呪符)」がよく使われます。
これには様々な図形や文字が描かれていますので、エンタメ作品の「魔法陣」は、これと混同があるのでしょう。

「タリスマン」は、術師が、目的に応じて神霊を召喚して、その力をそこに込めたものです。
ですから、何らかの実利的目的、願望実現のための「魔術」で使われます。

「タリスマン」は、「ペンタクル」と呼ばれることもあります。
ただ、ゴールデン・ドーン(黄金の夜明け団)では、六芒星形を描いて、地のエネルギーを充填したものを「ペンタクル」と呼びます。

ゴールデン・ドーンの地のペンタクル from WIKI

「アミュレット(護符)」も、力が込められていますが、これは何かを遠ざけるのに対して、「タリスマン」は何らかの力を発するという違いがあります。

「タリスマン」には、五芒星形や六芒星形、円などの幾何学図形、ヘブライ語やラテン語などの文字、文字を使った神霊の名前、神霊のサイン(記号)やシール(印章)、神霊の名前や魔法の目的から作ったシジル(印形)、アルファベットや数字が記された魔方陣、神霊に関わる絵、などが記されています。

ソロモンのペンタグラム
from 「レメゲトン」(魔女の家BOOKS)
シジルが描かれた天使サマエルのタリスマン 
from「ソロモン最期の魔術書(アルマデル魔導書)」(魔女の家BOOKS)
ヘブライ文字の魔方陣が描かれた土星のタリスマン
from「ソロモン王の鍵(ソロモン王の大きな鍵)」(二見書房)


基本的にタリスマンは、魔法の目的に関わる特定の神霊の力を込めるものなので、その神霊を示すものが描かれます。
具体的な目的は、力を込める時に、術師が言語化、イメージ化して、力と結び付けます。


魔法の杖と剣


エンタメ魔法では、「魔法の杖」が魔法使いに必須の道具のように扱われたり、魔法を発したりすることがよくあります。

ですが、実際の「魔法」では、それほど特別重要な道具ではありません。
「魔法の杖」は、魔法を発するものではありませんし、そこに神霊を召喚するものでもありません。


私は、「魔法の杖(棒)」は、もともとはシャーマンが天に昇る時に使う世界樹(世界の中心に生えて天・地・地下の三界をつなぐ巨大な樹)の象徴だったと思います。
そのため、シャーマンの飛翔、つまり、天上や地下に行く能力の象徴になったのでしょう。

ギリシャ神話では、ヘルメス、アスクレピオス、キルケーのようなシャーマンや魔法使いの性質を持つ神が「魔法の杖」を持ちます。

これらの神々には、魔法使いだけでなく、医術、伝令などの性質を持つ者もいます。
シャーマンの飛翔は、神霊との間の伝令目的でもあり、シャーマンは呪医でもあります。

「ヘルメスの杖」には翼がついていて、これは飛翔の象徴です。
「ヘルメスの杖」、「アスクレピオスの杖」には蛇がついていますが、蛇は三界を移動する存在とされ、シャーマンの飛翔能力の象徴です。

ヘルメスの杖 from WIKI


また、ゼウスやハデスが持つ「王笏」も杖の一種です。
これは王の権威の象徴ですが、伝令や外交官にも渡されます。
これらの「王笏」にも鳥の装飾がついている場合があり、これもシャーマンの飛翔能力の象徴です。
つまり、王はシャーマンでもあるのです。


伝統宗教や「魔女術(witchcraft)」の世界の場合、特にケルトでは、オークが神聖な木であったことから、オーク製の「杖」が使われ、神聖視されるようになったのでしょう。
オークは、雷が良く落ちる樹なので、神の力を宿す樹と思われたのかもしれません。


「魔術(magic)」の世界の場合、イギリスの魔術結社ゴールデン・ドーンでは、「杖(棒)」は四大元素の火の象徴とされ、「魔術」の使用の際に、それ以上の特別な意味を持ちません。

エンタメ作品では、「剣」は、魔法使いではなく、王や戦士の武器とされることが多いようです。
ですが、ゴールデン・ドーンでは、「剣」は空気の象徴で、追儺の儀礼で五芒星を描など時に「剣」を使う場合があるので、「剣」は「杖(棒)」と同等以上に重要な魔法具です。


呪文と台詞


たいていのエンタメ作品では、「呪文」の詠唱が、魔法を使う場合の重要な要素とされます。
詠唱には時間がかかるので、熟練した魔法使いは無詠唱でも魔法を使うことができますが、効果が劣ることになる、といった設定にされることもあります。

これは、実際の魔法においても、基本的に同様でしょう。

「呪文」をはじめ、魔法で使われる様々な技法は、その正確さや、強さを高めるためのものであって、根本原理は「念じる」ことであるハズです。
もちろん、技法があってこそ、魔法と呼ばれるのですが。

実際の「魔術」においては、「呪文」は誰が唱えても効果があるとか、唱えるだけで効果があるというものではありません。
その内容を理解していること、唱えることで特定の意識状態になるように習慣づけられていること、その内容を無意識に送る意識状態を作れること、それを実現する意志力があることなどが必要です。


「呪文」と魔法の儀式における「台詞」には明確な区別はないと思います。

どちらも本来は、例えば、誰の名において、誰が、何の目的で、何をするのか、何をさせるのか、といった魔法の内容の宣言です。
魔法の儀式は、多数の象徴で構成されているので、設置されたものの象徴の意味をいちいち台詞で説明する場合もあります。

「呪文」や「台詞」は、実践する魔法の全体像を明確にして意識化し、それを無意識に届けることが本質です。

ですが、神名などの「呪文」の詠唱は、無意識に送り届けるために、心身に「振動」させます。
これは「力の言葉」とも呼ばれます。
密教のマントラの唱え方と同じです。
これによって、呪文は、ただの言葉ではなく、そこに力が込もったものになります。


イメージ(視覚化)と魔術的象徴


『葬送のフリーレン』では、魔法は「イメージ」で操作されるものとされ、「イメージ」できるかできないかがで、魔法の成否が決まります。
細かいイメージができるかは能力や訓練の賜物であるとか、常識が邪魔をしてイメージができかければ魔法も実現できないといったことが、語られます。

実際の魔法においても、「イメージ」はほとんど必須のものです。

ですが、エンタメ作品では、単なる「イメージ」ではなく、現代的な解釈がされる場合もあります。

日本のライトノベル、マンガ、アニメの『異世界薬局』では、薬学の知識のある転生者が主人公で、ただのイメージではなく、化学的な構造式を思い描いて魔法で薬を作ります。

『魔法科高校の劣等生』でも、ただのイメージではなく、対象の性質も術式も、プログラミングのような情報として扱われます。
主人公は、この膨大な情報をイメージとして操作できる天才とされます。


実際の魔法における「イメージ」も、別の意味で、ただのイメージではありません。

ゴールデン・ドーンでは「視覚化」と呼び、基礎訓練の重要な柱としています。
「視覚化」と言っても、視覚だけではなく、五感を利用します。
ちなみに、密教では「観想」と呼びます。

実際の魔法で重要なのは、魔法の目的を具体的にイメージするだけではありません。
基本となる神霊の力を導く「象徴」にも、イメージが必要となります。
「魔術」では、具体的なイメージから始めて、抽象的な力を動かし、それを具体的な目的に落とします。

「魔術」は、象徴体系が基本となっています。
カバラの生命の樹の象徴体系や、ヘルメス主義の占星学の象徴体系などです。
この「魔術的象徴」は、宇宙の根本的な力を表現し、それを動かすものです。
天使や神々、惑星霊などの神霊はその力の神格化された表現です。

心理的には、意識・無意識の能力の類型であり、「魔術的象徴」はその能力を働かせたり、成長させたりする力を持ちます。

「魔術」では「魔法のイメージ(テレズマ的似姿)」という概念がありますが、これは基本的な神霊・力の象徴をイメージとして表現するものです。

「魔術」は、このように、基本的な力を類型化し、神格化し、イメージ化することで、無意識の働きを、分かりやすくし、操作しやすくするのです。


実際の魔法では、「視覚化」は、まるで実際に眼の前に本当に存在するかのようにありありと思い浮かべる能力です。
人は誰でも夢の中では行っていますが、これを、覚醒時にも、開眼でも現実世界に重ねて「視覚化」する能力が必要です。

神霊を召喚する場合も、五芒星形を空間に描く場合も、明確に「視覚化」します。
また、先の「力の言葉」を使うことで、このイメージに力を与えます。
これができて初めて、イメージを無意識に届け、魔法を働かせることができるのです。


魔力量と意志


エンタメ魔法では、「魔力量」が、魔法の力を決めるものとして描かれることが多いようです。

魔法を連続的に使っていると、「魔力量」が切れてしまうような描写もなされます。
これは、ゲームの影響が大きいのでしょう。

「魔力量」は、先天的に決まっているという設定の場合もありますし、修行によって高めることができるという設定の場合もあります。
獲得物によって高めることができるという設定の場合もありますが、これもゲームの影響でしょう。


実際の魔法では、「魔力量」は多くの要素が影響すると思います。

先に書いた視覚化の能力、集中力、変性意識状態の深さもその要素ですし、気(エーテル)の量と操作力もそうでしょう。

「感情」も重視されます。
「魔術」の実施中に喚起される「感情」の大きさは、無意識を動かす力となります。
エンタメ魔法では、よく、感情が高ぶった時に大きな魔力を発することがありますが、これは基本的には間違ってはいないでしょう。

また、多くの「魔術師」は、「魔術」を「意志」によってコントロールするものと定義していて、「意志」がとりわけ重視されます。
「魔力量」も「意志力」に依存すると言えるでしょう。

こういった「魔力量」は、訓練によって高められますし、素質も影響するでしょう。
ですが、「魔力量」を増やす「魔術」もあります。


私は、「魔力量」が「意志力」に依存するなら、それは目的によっても変わってくるとも思います。

魔法は、意識的な「意志」によって発動しますが、無意識を経由して働きます。
この時、無意識の「意志」のエネルギーが重要になります。

ですから、魔法の目的が、無意識にとって必然性のあるものなら、大きなエネルギーが供給できるのではないかと思います。

「高等魔術」では、「意志」の大本はハイヤーセルフであり、「魔術」はこれに従って使われるべきものとされます。

ですから、術師の意識、無意識の人格が、ハイヤーセルフと統合されているなら、大きなエネルギーが供給できるのではないかと思います。


*主な参考書(前稿と共通で)

・「レメゲトン」ロン・ミロドゥケット&プリシュラ・シュウイ(魔女の家BOOKS)
・「魔導書ソロモン王の鍵」青狼団(二見書房)
・「黄金の夜明け魔術全書I、II」イスラエル・リガルディー(国書刊行会)
・「無の書」ピート・J・キャロル(国書刊行会)
・「モダンマジック」ドナルド・マイケル・クレイグ(国書刊行会)
・「ベナンダンティ」カルロ・ギンズブルグ(‎せりか書房)
・「闇の歴史 サバトの解読」カルロ・ギンズブルグ(‎せりか書房)
・「魔女の聖典」ドリーン・ヴァリアンテ(国書刊行会)
・「聖魔女術」スターホーク(国書刊行会)

*タイトル画像は、ドラマ『アヴァロンの霧』の魔女モーガン・ル・フェイと、魔女術に影響を与えた実在の魔術師ダイアン・フォーチュン(from Theosophy WIKI



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