農耕文化の信仰とコスモロジー
「シャーマンと伝統文化の智恵の道」で書いた文章を転載します。
このページでは、新石器時代以降に生まれた農耕文化の宗教的コスモロジーを、下記ページで紹介した狩猟文化のそれと対比してモデル化します。
天の男神と地の女神の聖婚
シャーマンに関して対比すれば、狩猟文化が「脱魂」型の男性シャーマンが中心だったのに対して、農耕文化では「憑依」型の女性シャーマン(霊媒、巫女)が中心となります。
冥界に行くこと、動物の魂を冥界に送ることは、「死」に関わるので男性の仕事であり、一方、現