勇気を持つということ
今朝のほっこりした話。
家の前の小さな通りには、ドイツの伝統的な革製品を作る小さなマニュファクチャーがあります。
その前でいつもパイプをふかしている革職人のおじさん。
まさに職人雰囲気が漂っており、私が挨拶をしても頷くだけ。
前を通るたびに、子どもたちとバタバタわいわい通る私をいつも厳しそうな目で見ていて。
私のことをあまりよく思っていないのかなとか、外国人だからかな〜、なんて思っていました。
いま私は今週末11/26と来月12/10に開催する今年最後のコンサートの宣伝のために
いろいろな場所でフライヤを配ったりポスターを貼ってもらったりしているのですが、今日もポスターを渡すために知り合いの働いている病院に行ったあと、
家に帰る前にふとそのマニュファクチャーが目に留まりました。
お店の大きなウインドウには、ポスターを貼るスペースはありそう。
貼ってもらえるかな。聞くの少し怖いな、と思っていました。
そんな気持ちに自分でも気付いたので、そのときに考えたのは、
「聞いてみて失うものは何もない」、ということ。
もしかしたら断られるかもしれない。それでも失うものはない。
でも、もしかしたら貼ってもらえるかもしれない。そうしたら、おじさんへの苦手意識も嫌われているのかななんていう被害妄想もなくなる。
これまでのように「どうせ返事ないしな」と小さな声で挨拶するのではなく、これから先もっと気持ちよく挨拶できるのでないか。
「ポスターを貼ってもらえる」だけでない何かが、きっとそこにはある気がしました。
勇気を出してベルを鳴らし、出てきたおじさん。
事情を話すと、こくりと頷き、ポスターを手に取り、大きな職人の手で、丁寧にシワを伸ばしてくれました。
このとき、ほっとすると同時に、ああ、勇気を出して良かった〜、と子どものように感じたのでした。
今朝のほっこりした一コマから、勇気を出すことで得られることの大きさを改めて感じました。
そんなこんなで、街の人たちにも支えられながら、準備を進めております。
12月10日のコンサートには、素晴らしいカメラマン(横浜ランドマークタワーでのスターバックス時代の後輩そして友人)がバルセロナから来てくれて撮影をしてくれます!
こちらのコンサートはライブ配信をします。
ライブ配信は、あと22時間で終了するクラウドファンディングのリターンにあります!
ライブ配信のリターン購入者には、コンサート後日に高画質・高音質の映像も(4箇所で開催する全コンサートの中から良いものをピックアップします!)もお届けします。
一音一音、魂込めて準備しているので、ぜひ多くの方に聴いていただけると嬉しいです。
そしてクラファンですが、なんと先ほど、目標額達成しました・・・!!!
ご支援していただいた方々、シェアにご協力いただいてくれた方々に本当に感謝です!!
クラファンの終了まであと24時間となりました。
泣いても笑っても、あと一日。なんとも感慨深いです。
ここからの先のご支援金はすべて私の書籍を日本の音楽大学や音楽高校、音楽教室を対象に献本させていただくために使わせていただきます。
どのくらいご支援金が目標額以上に集まったかによって、献本できる札数や学校数も変わってきます。既にご支援中のみなさまからのご支援や応援やシェア、大歓迎です。
特に最後の22時間でプロジェクトが拡散されることで、本書を必要な場所に届けてあがり症などの悩みを抱える若い音楽家の卵たちにも読んでもらうことに繋がります。
みなさまのご支援やシェアが、メンタルに悩む音楽家を救います。
11月22日水曜日、最終日。
最後までどうかよろしくお願いいたします!
シェアも大歓迎!!
ドイツより愛と感謝を込めて。
暖かなサポートありがとうございます。サポートはよりよいアウトプットのために使わせていただきます!