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サッカー栃木シティのスタジアム「CITY FOOTBALL STATION」へ東京から車で行ってみた

サッカー地域リーグ

サッカーはJリーグ J1を頂点にピラミッド構造になっていますが、参入するチームは全国リーグ「日本フットボールリーグ(JFL)」を経由して、J3昇格(参入)します。

そのJFLに昇格するには、全国の地域リーグ(9地域)のチャンピオンと全国社会人サッカー選手権大会の上位に入るなどの12チームが全国地域サッカーチャンピオンズリーグ(地域CL)、基本2枠を争う形で、狭き門です。

特に関東サッカーリーグは、Jリーグ参入を目指すチームが各都県リーグから昇格してきたり、JFLで活動してきていたブリオベッカ浦安や、栃木ウーヴァFCが基本的に成績下位2チームが降格、入れ替え戦の対象になり、逆にJFL昇格は、ここ5年以内で、VONDS市原や、栃木ウーヴァFCから改称した栃木シティフットボールクラブなどが、前評判が高くても最終結果3位で終わっています。

余談ですが、Jリーグに参入するチームや、退会するチームが3チーム以上あれば、3位でもJFL参入できたり、下位2チームの降格もなくなったりします。栃木ウーヴァFCはJFL最下位も複数回経験しましたが、その時は残留しました。

栃木シティフットボールクラブ

栃木シティフットボールクラブは、前身が日立製作所栃木事業所サッカー部であり、栃木県でも県庁所在地の宇都宮ではなく、県南である栃木市をホームタウンにしています。

関東リーグ降格のタイミングで、栃木県何の壬生に工場のある日本理化工業所(日本理化グループ)が出資、スポンサーになり、社長は同社社長の大栗氏が務めています。

その体制で1年、全選手プロ契約で、関東リーグを早速優勝しますが、地域CLのグループリーグで敗退しました。

チーム名を「栃木シティフットボールクラブ」に変え、栃木シティの運営会社「THE TOCHIGI CITY UNITED」に、フットサルチームを栃木県リーグで」活動していたMORANGO栃木から継承し、栃木シティフットサルクラブと共に、活動しています。

その栃木シティフットボールクラブですが、前述の全選手プロ契約に加え、栃木市岩舟町の岩舟総合運動公園に、自前のスタジアム「CITY FOOTBALL STATION」を2021年にオープンさせ、現在のカテゴリーが地域リーグなのに、J3参入を満たす収容人員に加え、その設備が凄いという

【参考】栃木市に隣接した佐野市のコミュニティ情報サイトの情報

【参考】宇都宮徹壱氏の社長へのインタビュー(記事は有料)

また、栃木シティのチアリーダー「Graces(グレーシーズ)」が、魅力的という情報を得て、気になっていました。

緊急事態宣言中は、無観客での開催をしていたのですが、解除されて、久しぶりの有観客試合が、26日の18時から、初のナイトゲームということで現在リーグ首位のVONDS市原戦が開催されます。

「CITY FOOTBALL STATION」へ

実際に、「CITY FOOTBALL STATION」へ行くには、岩舟総合運動公園に行きます。

敷地に隣接した「CITY GYM & SPA 遊楽々館(岩舟健康福祉センター)」にバス停があり、栃木駅と、佐野藤岡インターを降りた近辺の道の駅みかもをつなぐ路線バスが、1日4本あるようですが、9時、12時(11時)、15時(14時)、17時と時間帯を選びます。

道の駅みかも周辺は魅力的でしたが、電車で行くのに現実的な、栃木駅行きに乗る場合は17:27が最終バスなので、15時キックオフで、試合が17時に終わる日程でないと、厳しいかなと思います。

ちなみに、遊楽々館(ゆららかん)は温浴施設が好評なのか、かなりの車が駐車場に吸い込まれていました。現在は、感染予防で栃木県民だけの利用かな?

では、最寄りの駅はどこかというと、JR両毛線の岩舟駅です。両毛線は新幹線も停車する栃木の小山駅と群馬の新前橋駅を結び、途中には東武日光線の栃木駅があります。

駅から、徒歩で、30分強くらいなので、無理ではないと思います。

もちろん、距離がある場合はタクシーのが便利です。スタジアムでも、岩舟駅との移動にはタクシー会社の紹介がありました。

どこの会社が表示されていたか失念しましたが、栃木シティのホームページの自販機設置パートナーには、岩舟タクシーと、栃栃木合同タクシーがこの2社だと思います。駅前に待ちタクシーなくても、電話してみてはです。

具体的なタクシー会社は調べていないので、詳しくは書かないですが、栃木駅からも11㎞離れていて、16分程度なので、東武鉄道で来る人は、両毛線との接続が悪い場合は、栃木駅からタクシーも選択肢になると思います。

栃木駅は、規模も大きく、タクシーも多いと思います。

栃木シティとは関係ないですが、私は群馬から安く帰るのに、栃木駅で東武鉄道に乗り換えて浅草方面に行くことが多いですが、高崎や前橋、佐野から東京に戻るときに、過去に岩下の新生姜の、新生姜ミュージアム行ったときに、栃木駅に寄ったことを思い出しました。

また、岩舟総合運動公園は一般の駐車場が試合の時も現時点で無料でした。

サッカー場に近い駐車場に止めるのがベストですが、遊楽々館も含め、結構な数の車が来場していました。ただ、少し離れたところにも駐車場を用意しています。

26日は来場者が3桁台でしたが、さすがに、来場者が5000人規模になったら駐車場が持つのか不明ですが。そのころには、シャトルバスが整備されるとうれしいですね。

【参考】駐車場の場所は公式のスタジアム情報に

ちなみに、私は、タイムズのカーシェアに登録していて、車借りない月も月会費払っていますが、たまに、旅先で、車を借りて、移動することもあります。

人口が多い大きな駅の近くには利用できる車を設置しているステーションがあることが多いのですが、栃木駅も、新栃木駅も設置していませんでした。

小山駅にはステーションがあり、CITY FOOTBALL STATIONが20㎞くらいで27分でした。

小山なら、急いでいれば、新幹線も通っているし、東北線、宇都宮線でも行きやすいと思います。

私も宇都宮行くときに、以前は東武宇都宮線で行っていましたが、最近は、東武スカイツリーラインの久喜駅から、宇都宮線に乗り換えるルートを利用して、小山も途中駅なので、新幹線より安く、それほど時間がかかりすぎずに行けます。

小山は、交通の要衝であり、カーシェアもあるので、過去に、バスケのつくばロボッツ(現茨城ロボッツ)が茨城の結城市でホーム開催した時に、小山で車借りていったことがあります。

もう一つ、佐野といえば、佐野厄除け大師だけでなく、昨今は佐野プレミアムアウトレットが有名になりました。CITY FOOTBALL STATIONと8㎞ほどで車で12分です。

佐野プレミアムアウトレットは、東京と高速バスでつながっているので、ここからタクシーも買い物と合わせてなら、アリと思いました。

近くにはイオンモール佐野新都市もあります。

今回の移動は東京から車(カーシェア)で

事前に平熱であることを確認し、今回は私自身はカーシェアを北千住駅で借りて、1時間20分程度で、現地につきました。

もし、北千住から電車で行けば、接続が良ければ、東武線の特急と、栃木駅で両毛線に乗り換えて、岩舟駅までは最短で1時間10分、普通電車で1時間50分くらいでした。

新幹線を乗る場合は、上野駅まで戻って、1時間20分くらいです。

岩舟駅でタクシー乗れば、1時間半から2時間くらいでつくと思います。

車の場合は、北千住駅から、千住新橋のインターから首都高に乗り、東北道宇都宮方面で、佐野藤岡インターでおります。高速は、常に直進のルートなので、分岐点で迷うことが無いです。

佐野藤岡インターで降りると、近くに、道の駅みかもがあり、栄えていることを感じます。

そして、しばらく進むと、印象的な山肌の岩船山が見えます。石切りで、切られた形でしょう。

私が見たことある石切り場の山は、鋸山と五剣山くらいなので、ちょっと、興奮しました。

そして、栃木シティの運営会社と系列の、いわふねフルーツバークを過ぎて、しばらく行くと、山の中に、明るい照明の大きなスタンドが見えてきたらそこが、岩舟総合運動公園のCITY FOOTBALL STATIONです。

カーナビの案内と、一般駐車場の場所が違っていたので、最初は運動公園全体を一周してしまいました。

遊楽々館(ゆららかん)の駐車場と入り口が同一で、中で左右に分かれる形でした。右手が遊楽々館(ゆららかん)で、左手がサッカー場を含む運動公園です。

会場に到着とCITY FOOTBALL STATION

結果、試合開始約一時間前について、駐車場は無事にたどり着けました。

さて、栃木シティのツイートで、有観客試合とありましたが、実際のチケット購入は初めてなので、探りながらの移動となりました。

栃木シティのビジュアルイメージやコンセプトに沿った案内、文字表示なので、シンプルでかっこいいと思いますが、現場での情報量が少なく、初見の方には、少し敷居が高いようにも思いました。

駐車場から近い入口に、サブエントランスとして、バックスタンド側の入り口がありました。

チケット売り場ではないと思ったので、そのまま進むと、テントがあり、紙に何かを書く場所がありました。

今なら、コロナウイルス関連で、クラスターが発生した時の連絡先として書くのでしょうが、わかりやすい案内がないので、とりあえず、チケット売り場を探したら、その近くにメインエントランスと、チケットとある場所がありました。

チケット売り場で、やはりテントで紙に先に書いてから行った方がいいと悟り、連絡先を書きました。

そして、チケットを買いに行きましたが、チケットは、自由席の料金2000円を求められました。SS指定席とSA指定席もありますが、完売していたのかどうかまでは確認しませんでしたが、前後左右開けたとしたら、結構な人が指定席の方にいました。

前売り券は、ファミマで買うのと、試合会場で翌節以降のチケットを販売することがあるようです。

ちなみに、会場には、ピッチ外にも、ステージがあり、そこで、チアリーダーGRACESのパフォーマンスや、この日は地元のダンスチームYJCがステージでパフォーマンスしたそうです。

その時間には間に合わずでした。試合開始1時間前くらいのピッチ内でのパフォーマンスは見れ、ファンと思われる方が熱心に見て、写真も撮られていました。

この日は所用もあり、行こうと決めたのがそもそも直前でしたが、もし、次回以降来る場合はステージイベントがあるのを見込んで、行くのも考えようと思います。

スタジアムの隣にサブグラウンドがあって、選手のアップを見ることができます。グラウンドのわきにチームのバスが止まっていたので、入場バスが入るところも、多分見れると思います。

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スタジアム外の広場では、グッズショップや、ジムのような場所がありました。

スタジアムグルメは、カレーと、そばのお店が二か所ありました。カレーには、栃木市つながりで、カレーには、岩下の新生姜トッピングもありました。

ショップには寄らなかったのですが、関東レモン牛乳や岩下の新生姜のものが結構あるそうです。

試合は関東サッカーリーグ首位のVONDS市原戦

この日の対戦相手は関東サッカーリーグの強豪VONDS市原戦。

数年前までは、地域サッカーリーグもたまに見ていたのですが、VONDSが活躍するころからはご無沙汰で、VONDSも初見です。

なお、栃木シティの前身の栃木ウーヴァFCは、地域リーグ決勝大会で、長野の松本、アルウィンまで観戦に行って、松本山雅、YSCCと共に、試合を見ました。

あと、FC琉球のJFL時代に北谷で見ました。

この日まで、栃木シティは消化試合が一試合少なく3位、VONDSは首位でした。

Jリーグの多くのチームを渡り歩き岡山劇場で盛り上げてきた岡山一成さんが監督で、私がすぐにわかる選手はキローラン木鈴選手だけですが、栃木SCなどJリーグのチーム経験者も多く所属しています。

ちなみに栃木シティは、ジェフやサンガで活躍した工藤浩平選手やFC東京時代に知った阿部巧選手などがすぐにJリーグで活躍していたと思い出せました。

試合は、前半の阿部巧選手の前半の1点を守り切り、栃木シティがホームで首位から勝利しました。

サポーターも盛り上がりました。

この日はナイターイベントで、ライトアップイベントした後に、終わりました。

選手、監督のインタビューでは元気いい人がいました。そういえば、所属選手のYouTubeが面白かったの思い出しました。

帰りの車の返却時間と、首都高近くで渋滞の恐れがあるので、一通り、終わったら、帰路につきました。

東京への帰路と寄りたかった鬼平江戸処(羽生PA上り)

サッカー場での車での帰りというと、カシマサッカースタジアムの厳しさを思い出しますが、さすがに来場者数が違うのでスムーズに公園内を出て、高速の佐野藤岡インターに向かうことができました。

行きに佐野藤岡インター下りで高速を降りましたが、このままもう少し行くと佐野パーキングエリアで佐野ラーメンが食べられるなと思いました。

スタジアムでは、ハーフタイムにカレーを岩下の新生姜トッピングで食べようと思いましたが、売り切れていました。

そばの「きそば」も美味しいみたいですが、今回は遠慮しました。

そして、羽生のパーキングエリアのぼりが「鬼平江戸処」として、江戸の街並みっぽい感じで、雰囲気があることを、サッカー場内で知ったので帰りに寄れるかなと思いましたが、車の返却見込み時間より30分遅れると、間に合わないと思い、見送りました。結果的には30分前に到着したので、立ち寄れたと思いますが、次回以降の楽しみにしたいと思います。

注意点はのぼりなので、東京戻るときだと、行きやすい感じです。

余談「シティ化」

栃木シティフットサルクラブは、私が応援している、フウガドールすみだに所属したボラが移籍するなど、選手強化に力を入れています。傘下に入れた後のシーズンは、県リーグから関東リーグに昇格できなかったようですが、今シーズンは関東リーグ二部です。

日本理化工グループは、栃木シティフットサルクラブとは別に、トップリーグFリーグの二部F2所属のトルエーラ柏も傘下に収め、トルエーラはF1との入れ替え戦に進出したのですが、ライセンスの問題で、結果にかかわらず、次シーズンもF2のままというニュースを見かけたりしました。

その後、トルエーラ柏は、品川区にホームタウンを移し、しながわシティフットサルクラブとして、再出発しています。品川区総合体育館がホームですが、今シーズンは1試合のようです。私の好きな大田区総合体育館でも試合してくれます。

そして、バスケットボールでも、昨シーズンB3リーグ参戦ができなかった東京サンレーヴスも、グループに加わりました。

しながわシティバスケットボールクラブとして、次のシーズンは無事にB3リーグに参加となりました。

チーム名称や、コンセプト、ロゴなどを「シティ」に変更することは、もともとのチームが好きな人には、受け入れがたいこととは思います。

私自身は、変化を必ずしも否定するものではないし、経営等の問題で一新する必要がある場合は、ガラッと変えるのもありと思います。

個人的に、サンレーヴスは、別に活動休止した東京アパッチの紫のコンセプトを受け継いでいて、何度か試合会場で見たので、寂しい部分はあります。

トルエーラ柏は、F2に参加しているくらいしか知らず、ノーチェックだったので経営などは特に何とも言えないですが、ドラスティックに変わったなという印象です。昇格に手が届いたり、現在保有しているチームよりカテゴリーが上のチームを、吸収するような図式に当てはまる気もしましたが、栃木シティフットサルとは別に運営してくみたいで。

品川は、日本理化の現在の拠点ですね。しながわシティバスケットボールクラブは、ぜひ、観戦に行きたいと思います。

また、SNSは、新しい体制になっても、以前のチームのものを引き継いでくれているのはうれしいです。

ただ、旧チームのドメインは、解約する方針のようで、現在、全チームのニュースリリースなどに張ってあるリンクなどは見れなくなっています。

チアリーダーGRACES(グレーシーズ)について

チアリーダーのGRACESを最初にSNSで知ったときに、最初は、栃木SCのSC Cheersのことかと思ったら、栃木シティのチアリーダーでした。

関東リーグで意外でした。

そして、彼女たちに対するポジティブな情報を見かけることが多かったです。

また、バスケの東京サンレーヴスが、しながわシティバスケットボールクラブになり、チアリーダーがどうなるか、わからない中、何かヒントがないかとも思いました。

栃木県のスポーツチームのチアリーダーといえば、バスケの宇都宮ブレックスのBREXY(ブレクシー)が印象に凝り、美しさにちょっぴりワイルドなイメージがあります。表現が難しいですが、バイクを彩る美女的なイメージです。

GRACESも可愛い人に、少しワイルドな雰囲気のあるかがメンバーと思いました。

今回、場外のステージでパフォーマンスしたかは不明ですが、ピッチ内では、ゴール裏にはいかないで、メインスタンドを向いて、パフォーマンスが基本と思いました。

当日の出演者が4名で、多くは無かったので、真ん中のエントランスに近い場所での立ち位置が中心でした。

今回、席種は自由席でしたが、メインスタンドは、真ん中がSS指定席、ホームベンチよりがSA指定席。アウェイベンチ寄りが自由席で入場できるゾーンでした。

基本はSS席から見る方が距離は近いと思いますが、何度か、自由席側に広がって位置することもあり、そこまで移動しなくても、自由席側にも向いて、パフォーマンスしてくれました。

もちろん、距離の離れたバックスタンド側も配慮する向きや、離れていたので、確認できていませんでしたが、ホームゴール裏にも気を使われていたと思います。

また、試合外で、広場で、対応OKな時間ということで、マネージャー兼パフォーマーのHONAMIさんに写真を撮らせてもらいました。マスク着用で屋外なのでソーシャルディスタンスを保持して対応させていただきました。感謝。

試合後は、スタンドにいる観客に向かっても、それぞれ応対していました。そのあと、お見送りなどで場外に出るかまでは、帰路に就いたので不明ですが、ホスピタリティーが高いと伝えている人がいましたので、またの機会に試合後の様子を見たいと思います。

また、栃木シティのアウェイの試合の時は、CITY FOOTBALL STATIONでパブリックビューイングをします。

メンバーの都合などもあるようですが、出演して、パフォーマンスすることもあるようです。

ということで、栃木シティフットボールクラブの試合を見に、CITY FOOTBALL STATIONに行った話でした。

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