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1/144アッシマーをつくってみた

なぜアッシマーなのか

 家にパチ組みがあったのです。Zガンダム劇場版でTV版以上に印象深い活躍をみせていたアッシマーがカッコいい!と思い買ったのですが…。みなさんは「可変機」って手が重くなりませんか?変形させると塗装が剥げるし、壊れる等のリスク、挟み込み箇所の増加、見えるところが増えるので、どこを塗装したらよいやらチェックが必要等々、予想以上に手がかかる…そこで"可変させるのならパチ組みでいいや"という言い訳が成立してしまっていたのです。(ちなみに可変させることが億劫で、このアッシマーはもちろん、ほとんどのキットを可変させたことはありません(笑))
 そんな可変機に対し、社会人として培った"報われない努力を厭わない精神力(笑)"で挑戦だ!というわけです。


MA形態とMS形態の両立

 友人に「アッシマーってMAなんだよね」と言われ、キットのインストを見ると確かにMAのようで、MSは"MS形態"ってことなのですね…。というようにやはりUFO形態は無視できないなぁ…と思い、コンセプトは"UFOの着ぐるみを着たMS"で行こうと決めました。そのココロは"MA形態を想起させるMS形態"をめざすということです。具体的にはUFOの部分とMSの部分の黄色を塗り分けることで、UFO部を強調し、"このMSは可変したらUFOになりそう"という感じを強調させます。人間の外面と内面を同時に表現したピカソのゲルニカのようだぞ、と超絶大それたこと考えたりすると、ちょっぴり説得力が増した気がしていたり、していなかったり。


キットについて

 相変わらずの、ディテールを強調したという程度の素組みです。これも決して新しくないキットですが、塗装して完成させると、自分的にはいいじゃん、と思えます。というわけで、バンダイってすごいなぁ、そしてコンセプトデザインをされたカトキハジメ先生はさすがだなぁ、とか思いつつ、お蔭様で自分的にはアッシマーに対する決着はつけられた(人生で二度とつくらない(笑))かなぁ…と思っています。




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