【Episode0-⑮】宅建試験は当然の結果…そしてそれから
50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
〜結婚時代編~
10月第3週の宅建試験の結果は、
模試の判定からも当然ながら不合格でした。
夫とこれからのことを話すにあたって、
来年も宅建試験を受けるか聞かと、
こちらも当然のことながら返事はNOでした。
夫の両親からの援助と私の貯金を切り崩してここまで何とか生活してきましたが、この先はそうもいきません。
夫は就活をすることになり、私も保育園に預けることは難しいので(当時世田谷は全国で待機児童No.1)出来る範囲で収入を得る方法を考えることにしました。
しかしながら失業率が高い時期に、当時30代後半の夫に正社員の仕事は見つかりませんでした。
詮無い話ですが、
この状況は分かっていたのです!
だから夫には資格を取って欲しかった。
それでも無収入状態は続けられないので、
軽トラで配送のアルバイトを週5で始めることになりました。
夫のアルバイト収入たけでは生活はままなりません、私自身も9ヶ月の娘を預けずに収入を得る方法を2つ考えました。
1つ目は妊娠を期に退職した会社に仕事がもらえないか聞いてみました。前職はネット営業プラス簡単な画像作成等全てパソコンのみで完結する仕事でしたので、日中在宅でできる仕事をもらえないかと考えたためです。
現在では当たり前の在宅も、当時は珍しかったので駄目元で聞いてみたのですが嬉しいことに仕事をもらえることになりました。
そしてもうひとつは
牛乳配達
です。
娘を預けられないなら、娘が眠っている夜中に働くしかありません。
月水金の週3日午前3時00分から、
3輪バイクに乗って牛乳配達をすることになりました。
これまで私は自動車は運転していましたが、原付バイクは運転したことがなく更に3輪ということで苦戦しました。
でも新しいことを体験するのは好きだったので、こういった条件自体は苦になりませんでした。
こうして私は娘を保育園に預けることなく
月10万円ほどの
収入を得ることが出来るようになりました。
次回:夫アルバイト・私牛乳配達では将来が見えない
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