元親父はいつまでも病人でいたいらしい

元親父が大腸がんになった話は何度かここでも書いている。
大腸がんは大変な病気なのはわかる。
しかし奴は10年以上前にがんの手術をした際に
医者・看護師・身内の対応で
「病人は得」になるとヘンに学習をしてしまった。

普通の「自分が元気だから体が弱い人の気持ちがわからない一人」は
大病をすると、克服後は体が弱い人の気持ちがわかり優しくなるが
自己愛は違う。

「俺様は大病をしたんだ。もっともっと看病しろ俺様の面倒を見ろ」

と病気克服後も延々と自己愛をこじらせる。


元親父は手術や抗がん剤治療で注射・点滴の為に
皮膚の下に埋め込んで薬剤を投与するために使用する
「CVポート」を体内に入れていた。

これはまあ、治療が終わったら取り外すものらしいが(元親父の場合は、です)
ずっと入れっぱなし。
医者に「外したほうが...」と言われても入れっぱなし。

そしてそれをしていることを
「いやぁ~こんな体になっちゃって」

会う人会う人皆に話す。
そして同情してもらってご満悦。

そして車の運転をするときも
「これをしているからシートベルトができない」
などという。
警察にも言えるように障害者手帳(これはストーマーのため)準備済。...悪用してんじゃねーよ。

5年検診が終了して再発がないにも関わらず
その後も延々と体内に入れっぱなしだった。


しかしあるとき、医者が切れた。

「いい加減、出さないと癒着しますよっっ!!」

んでようやく摘出。

しかしアレ、そんなに入れときたいもんか?

ググったら
「早く外したい、なんとかなりませんか?」
ってがん患者さんが大半だぞ?

あんなもん体内に入れてまでかまってほしい&病人特権を振りかざしたいって相当な脳構造の持ち主だぞ。

お金は大切に。