元親父の大腸とみつお(仮名)の膵臓の話

類は友を呼ぶのか、元母の友人に旦那からモラハラを受けているおばさんがいる。
その旦那の名前はみつお(仮名)。こいつも元親父に匹敵するとんでもない自己愛。
腎臓が悪く透析を受けなきゃならないくらいなのだが、家事も何もしない。
靴下すら自分ではかない。

子供宛てに来た「親展」の手紙を勝手に開け

「親が見る手紙だと思った」

などとのたまう伝説級のバカである。

みつおはあーだこうだ言い訳をしておばさんに仕事と家事をすべてやらせてパチンコ打ちつつ40年くらいヒモ生活を送る。

そして

「誰に食わせてもらってるんだあっ!」

と働き詰めのおばさんに向かって寝ぼけた事を言い放つバカ男。
ブーメラン刺さってるぞ。どこの立憲民主以下ry
なぜ自己愛は皆言葉の使い方と使い時がこうも違うんだろうか。


みつおはどこに行く時もおばさんについていく。
おばさんが元母に会いにうちに来る時もみつおはついてくる。

ある日、元母に服を作るの依頼をしようとおばさんが来た。

採寸をしなくてはいけないので、元母とおばさんは別室に移動。さすがにそこはついていかないみつお。

残ったメンバーは元親父とみつお、仕事休み&実家の犬に会いに来た私と甥っ子。甥は姉の仕事の関係で実家に預けられていた。

元親父とみつおの会話が始まり、元親父はいつものように自分が大腸ガンでいかに大変だったかを語り始めた。

元親父「いやぁ~、自分もガンでこんなになってしまって…(とストーマーをさす)」

みつお「ヘェ~、僕なんか毎日透析で」

元親父「僕は手術で注射を刺すために体内に管を入れている(※CVポート←治療も終わり必要ないのに元親父はずっと体内に入れっぱなしにしていた)」

みつお「僕はもう内臓が機能していなくて…(とコーヒーガバガバ飲む)」


と、病気自慢大会。

みつおに病気自慢しても仕方ないくらい、
みつおの体はあちこちガタガタなのだ。
みつおをかばうわけではないが。
元親父も何で病気自慢の相手にわざわざみつおを選んだんだ?と思っていると、

「いやあ、この間医者に膵臓が腐ってるって言われて、もうどうしたらいいか…ハハハッ!」

とみつお。

「膵臓が腐るってなんなの!?てか膵臓って腐るの?」

と私がそのパワーワードで驚愕していると甥も聞いていたようで
甥が私をジーっと見る。
甥も何か怖いものを感じたようであったが、会話がそこで終了してしまった。

採寸なども終了しおばさんとみつおが帰った後、元親父は

「いやあ~、病気の話聞いてもらった♪」

と母に何故かご満悦。

そこでつい私が母に

「みつお大変らしいじゃん。膵臓腐ってるとか言ってたよ。膵臓って腐るの?」

と言うと母は驚愕し、甥が会話を思いだし噴出。

母「そんなこと言ってたの?」

私「言ってたよ、だって強烈だもん。ビックリしたわ」

甥「僕も聞いた」


母「え!(父に対して)聞いた?」

元親父「知らん。聞いてない。覚えてない」

母「そんなの大変!●さん(おばさん)から聞いてないけど!今度電話した時聞いてみる!」


数日後、母がおばさんに電話したところ
おばさんとの話を要約。
「この間はありがとう。旦那(みつお)が『病気の話を聞いてもらった』って喜んでた。
ああ、膵臓とか大変なのよー。医者の言うことを聞かないからさあ…え?お宅の旦那のCVポート?旦那聞いてないって」


…自己愛同士が話すとお互い相手の話を覚えてなどいない。

しかし元親父よ、
膵臓が腐るって話はかなりのディープインパクトだぞ?

それを普通忘れるか?


恐るべし自己愛。


※膵臓が腐る→膵臓が壊死ってこと?かと思ったが今となっても不明

お金は大切に。