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本を読み散らかすのをやめました。

私の読み散らかし歴

もう6〜7年前になるが、ビルゲイツが毎年出している「僕が読んだ今年のオススメ図書リスト」(Gatesnote.com)の存在を知って、本を意識してたくさん読みはじめた。きっと私もビルゲイツのようになれる、…わけないか。

まぁ、とりあえずはじめてみた。

そして何冊も読んで気が付いた。読んだ割に私は変わってないし、そもそもあんまり内容を覚えて無い、ことの方が多い。

あ、でも、スッゴイいい本だったよ!

残念な私

友「その本のどんなところがよかったの?」

え〜っとね、う〜〜〜んとね……

残念な私

そう。私は本を読み散らかしていた。ビルゲイツになんて足下にも及ばないのだ。(もっと他の理由もあり)

読書術、試行錯誤時代

とは言っても途中、色々トライしてきた。

  • アウトプットすると忘れないらしいので、家族に本の内容を話した。(ウザがられた)

  • ハイライトで重要だと思った所に印をつけた。(後で見ると、なんで重要だと思ったのか謎っだたりする)

  • 読後、簡単な感想を書いた。(ザックリすぎてもっと謎が深まる)

  • 本の中で紹介されている事で実践できる物はやってみた。(健康系のみ上手くいった。ᕙ( 'ω')ᕗムキッ

一番最近だと、読んだ後に内容をノートにまとめた。この方法だと、今までで一番確実に記憶に残ったし、書いたノートを見ながらであれば説明もできる。

でも私の目指す所はそこではない。

頭の中の引き出しから的確な引用を取り出せるようになりたい

会話中に、

〜〜と言う本の中で著者の〜〜さんは、〜〜〜〜と言っていた。

理想の私

と適切な場面で的確な引用を使えるようになりたい。引用を使って話すと説得力が爆上がりする、と思う。そして欲を言えば、いろいろな本から得た複数の引用を合わせて一歩先の何か新しい考えに辿り着く、的なこともできるようになりたい。

そうして私が辿り着いた方法がふたつ。

  1. あるYoutuberさんがお薦めしていたBook Note。

  2. 「Commonplace Book(コモンプレイス ブック)」

ふたつ目のコモンプレイス ブックについては長くなりそうなので別記事で紹介するとして、ここではひとつ目のBook Noteをご紹介。

Book Note の取り方 by YouTuberのAli Abdaal

YoutuberのAliさんの「How I Remember Everything I Read」の中で紹介されている方法。私の「ザックリすぎる感想を書く」方法よりももうちょっと手の込んだ方法で、たいていの本ならこのくらいのノートをとっておけば自分でも思い出しやすいし、人に伝える時の要点を含んでいて便利じゃないかと思う。

エントリー項目は:

  • タイトル

  • 著者名

  • ジャンル

  • 三文要約

  • 感想

  • 本を読んだきっかけ

  • どんな人にオススメ

  • 本を読んで変わった事

  • 気に入ったフレーズや言葉トップ3とそれに対する自分の考え、思いなど。

私のBook Note初めてみた

Aliさんはお気に入りの引用だけ書いていたが、私はどうして気に入ったのか、感動したのか、私独自の視点などを付け足しておくことにした。後で読み返した時の「謎」を減らしたいし、それを書いた時の自分の考え方なんかも後で読んだら興味深そうだし、もちろん、引用をココぞ!という時に使えるようにするためだ。

例:私の BookNote(寺澤さんの「4分割ノート術“スイートスポット”を見つけよう」)

既に5冊ほどこの方法でノートを取ってきたが、見開きで収まるので読み返す時も見やすい。私は自分のためのノートは手書きと決めているので手書きにしているが、デジタル派の方でNotionをお使いの方であれば彼のテンプレートが公開されているのでそちらを使ってみるのも手だ。

この記事はこの引用で締めくくろう。

…知識を得る中で研ぎ澄まされていった独自の「視点」こそが価値…

前田裕二著「メモの魔力」第3章メモで自分を知る、より



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