「恋」だと気づいた
ある日突然。それは不意に訪れる。
友達だと思っていた。恋愛対象じゃないと思っていたのに。
目と目が合ったとき、手が触れたとき、あなたの体温を感じたとき、あなたの声しか聞こえなくなったとき、私はこう思ったんだ。
「あなたしか見えない」
触れたいと思った。いつもふざけて肩を叩いていたのに、ちょっかいのかけ方を忘れた。どうやって触れていたっけ。なんで触れるだけでこんなにも躊躇してしまうのだろう。あなたへ伸ばした手を軽く握って胸に収める。鼓動が早まっているのを感じた。呼吸が詰まって肩に力が入る。
「どうしよう。どうしようもないくらいあなたのことを好きになってしまったかもしれない」
恋をするとすべてが狂い始める。昨日とは違う。あなたへの見る目が変わってしまったからには、もう後戻りできない。
「あなたがほしい」
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深夜になると恋愛について考えてしまう。
これからも不意に書くかもしれない。
いや、書きたい。
言葉にすることで落ち着くんだ。
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