6月5日の日記

天気予報が晴れだから早起きして洗濯しよう! と思ったのに1度アラームを止めて二度寝をしてしまい寝坊した。
慌ててコンタクトをつけようとしたら、右のコンタクトの度数を間違えて注文したらしい。えっ、今日仕事の後に美容院行かなきゃじゃん、カラコンで仕事行けないし、と思い、どうにか余っていた高級なほうのコンタクトを見つけ装着。顔死んでる。

職場では「疲れてる? 覇気がないね」と言われた。休み明けなのに疲れているのはなぜか。
美容師さんには「覇気がないのはいつもじゃないですか」と言われてしまった。いつもなら気にならないのだが、こういう日は引っかかる。嘘でもいいから元気ですねと言ってほしい(しかし私はひねくれてるから、元気そうですねと言われると大体否定する)
このまま家に帰って洗濯したほうがいいのだけれど、絶対にコンタクトを外して寝るなと思ったから、この前買いそびれたたい焼きを買いに行った。
新しく出たカスタードは想像より口に合わない。黒餡は絶品なのに。 
たい焼き屋さんと家の中間地点の、初めて行くスーパーへ。私のお気に入りのお店だが、この店舗に来るのは初めて。でも疲れて肉と卵くらいしか買わない。家には野菜がたくさんある。
そのまま帰宅。無糖のカフェラテを飲んだけど、眠気に負けて布団の上。   

鯛焼き屋さんからスーパーを経由して家に帰るのは、ほとんどあの人の家からラブホまでの道とおんなじだ。
この前会ったとき、きみはあのスーパーで卵を買ったのだ。きみの家の近くも通った。仕事で行ってた場所と繋がった。思ったより離れていた。
きみとはもう会えない。連絡は来ない。今、どこで働いているのかも分からない。私のことは忘れているよね。全部夢だったのかもしれない。
ねぇ、あと1ヶ月もせずに2024年は半分終わってさ、私はすぐに40歳になるんだよ。きみとマッチしたの1月の末じゃん。つまりさ、半年振り回されてるの。長い人生のうちの半年なんて大したことないけどさ、30のきみと39の私の半年は重みが違うんだよ。
きみは結婚出来るでしょう。しようと思えばね。私だって出来るかもしれないけどさ、難しいよね。だって忘れられないもの。しばらくは。
三島由紀夫もショーペンハウエルもエーリッヒ・フロムも見たくないの。君のことを思い出すから。でもきみは何を見ても私を思い出したりしないよね。かなしいね。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?