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1年生の行動原理①

 1年生は宇宙人なんてよく言うけれど、同じ人間。そんなわけがない。
彼らの行動には何かわけがあるはずだ。
 以下に「気になる行動」とその原因、そして対策を記す。

手を挙げているのに「忘れました」という子
①本当に忘れてしまった→自分の考えをノートに書くことで解決・気になる掲示物は極力減らす。
②なんでも自分でしたい→自分で考える時間を確保する。自分の考えを隣の子に話させる。タブレットを活用して、ひとりひとりの考えを示させる。子供の欲求を満たさせるために、完成度は重視せずにどんどん自分の成果物などを写真に撮って提出させる。
③間違っていることに気づいた→発表しようとした行動を評価する。

舟漕ぎをする子
①授業が面白くない→その子にばかり目を向けずに、学級全体の様子を意識して把握する。自分自身が授業を楽しめているか?遊びや体験を通して授業になっているか?
②じっとすることが苦手→その子の行動変容に着目する。長い目で見て指導を続ける。授業を細分化する。
③椅子の高さがあっていない→たかさを整える。

問題ができるとすぐ「終わりました!」という子
①できることをアピールしたい→近くに行き小さな声で評価する(できたことではなく待っている姿勢や鉛筆の持ち方など)
②どんどん次のことに取り組みたい→課題が終わった後にすることをあらかじめ伝えておく。
③達成感からでた一言→普段からよく話すことではないことが多いだろうから、近くに行って小さな声で評価する。

気になる行動には必ず原因がある。そこを探るのがプロの教師…。
それじゃあ、私はアマチュアですね笑 
まだまだ力不足。

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