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特別支援の行き着く先

本日、特別支援教育に関する研修を受講しました。気になったこと、自分の実践に活かしていきたいことをまとめたいと思う。

・障害のある人たちは学校以外にもたくさんの出会いがあることを教師は知っておかないといけない。
・保護者と子ども本人の意向をマッチングさせることが大切である。
・過去に学校で特別な支援をうけ、青年になった人の話「小学校中学校は自分に支援が必要だとは思わなかった。それは自分のまえに普通に当たり前に支援があったから。高校に入ってから今までの支援について気づいた。」
・アセスメントの際には二つの視点が必要「時間軸(たてじく)」と「広がりの軸(横の軸)」
・障害のある人と保護者が一番最初に関わる組織が「保健」で妊婦健診・乳幼児健診など→そこでは保護者をキーパーソンとして育て上げる。他に医療・福祉・教育・労働がある。自分達はその中のごく一部であることを意識しないといけない
・移行支援の際に、親が自分の子についてしっかり説明ができることが大事。
・診断告知後の保護者の心情「切望した健康な子供の喪失」「落胆と回復の繰り返し」「障害受容の螺旋系モデル」
・支援ファイルや移行支援シートの主体は「保護者」である。→保護者の主体性を育む。
・保護者の思いを知り、労を労う。行動への同意はなくとも思いに共感することが大切。
・保護者の特性を知る。初動のスピード感が大事。
・学校内にひとり調整役を作ることが大切(保護者サイド)
・「こうしてみる」を試行錯誤して打率を上げる
・青年期の当事者に必要なものは「相談するスキル」「傾聴してくれる心理的報酬。自分の反応を待ってくれる人、みてくれる人」「身近な人の障害特性を踏まえた解釈」「専門職からの的確なアドバイス」「当事者同士の互いの存在を確かめられる場所→学級の中での話し合いの機会の不足」
・職業準備のピラミッド

箇条書きで書いたのは、さまざまな方向で大事な情報を得ることができたからだ。
自身の実践につなげていくためには、これらのエッセンスを自身の仕事に落とし込んでいくこと。それを日々の活動の中で行なっていこうと思う。

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