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月とココロ 心を使う

月は「心」です。
私はそう思っています。
私たちのココロとつながっている。
共鳴関係だと思います。

占星術の月

インド占星術の中で、月が伝えてくれているものは非常に大きいです。
私たちのカルマを管理し、意識を管理しているような存在です。
占星術に登場する星の中で一番、私たちに身近な現象界を管理しているような存在です。

まあ一番地球のそばにいるのだから、当たり前といえば当たり前ですね。

月の管理方法は、エネルギーの質を変えるハタラキというよりは、
溜めること、流すこと、向きを変えることのようなハタラキ。
溜めて溜めて、ある時期が来るとそのエネルギーを発射する。
「現象化のリズム」だけを管理しているように感じます。

月に情報が溜まったら、もう発射されるだけです。

私たちにできることは、月の中に何を溜めるかを意識することだけ。

自分のココロの中に何が溜まっているのかを知ることだけです。

こころを使う

私たちは何かの事象に遭遇すると、反射的に怒りが沸いたり、悲しくなったり、うれしくなったり、機嫌が良くなったりしますよね。
ココロから、発射されます。
月もこんなイメージです。

自分の事がよくわかっていないと、なんでこの感情が湧いたのかわからない。
そして溜まっている量があまりにも多いと、その感情を自分で制御する事ができません。

月を使うということは、ココロを使うことです。
月は感情の発射装置のようなイメージです。

自分が何を考えているのかを、よく知る必要があるのはこの為です。
私たちの抱く思いが感情になり、外に発射されるからです。

その発射された感情によって、現象界は造られてゆくのです。

自分が創造主で、すべての現象を自らで作っていると言われるのはこの為です。

発射されてしまった感情は、もうすでに現象界に出てしまっているので、なかったことにはできません。
感情を押し殺すと、精神に悪いのはこの為です。
感情は、もうなかったことにはできない物質だからです。
押し殺しすぎると、病気の元になります。
ストレスですね。
そして溜まると身体に症状が出ます。
身体の臓器は月偏ですね。

私たちにできることは、
感情として発射される前に、ココロの中を整理整頓しておくだけです。
自分のココロの中に何が溜まっているのかを、知ることだけです。

こころの中を知る

私は、ココロの中を知るための1番の方法は、書くことだと思っています。
自分が何を思っているのかを紙にガンガン書くのです。
嬉しい事も、悲しい事も、腹たつ事も全部です。
思いつく限り、書けるだけ書いて、スッキリすることです。

私たちにとって感情は、物質と呼ぶには形として弱いからです。
それを文字にすることによって、完全にわたしたちからも見える物質に変えることです。

そして、スッキリして落ち着いた頃、それを読み返してみる。

すると、ココロの中に何が溜まっていたのか理解する事ができます。
ココロの中を俯瞰する事ができるのです。
そして、もうこの感情はいらないかなと思うものは捨てるのです。
その感情の元になるようなエネルギーは、ココロの中に溜めずに流すと決めるのです。
これが並木さんの言う「統合」ですね。
ココロとの距離を縮めてゆく作業です。

この繰り返しが、ココロを使う為の第一ステップなのだと思います。

そして私は、第一ステップまでしかわからないので、これしかやっていませんが、この作業の重要性を最近ヒシヒシ感じるのです。
ここが全ての出発です。
太陽系の惑星と繋がる為の、太陽と繋がる為の、太陽系外の惑星と繋がる為の、
全ての出発点です。
これが、カバラの「生命の樹」で伝えている事の様に思います。

一つ注意点があります。
紙に書いて下さい。
SNSでガンガン書かないことです。
SNSだと、感情を世界中に発信してしまうことになるので、現象化が大きくなります。
世界中を大変にしてやろうと思ってSNSに書いても意味ありません。
大変な現象を感じるのは自分だけです。
みんな自分の感情の中に住んでいるからです。
じゃあ、嬉しいことならいいのか?というところですが、ここは表現方法が重要です。
無駄な嫉妬を受けない為には、表現方法のテクニックが必要です。
もちろんSNSに乗せた言葉で、嬉しい気持ちになる人が多ければ、世界に嬉しい感情で生きる人が多くなります。
精神性が必要になってくるところですね。
ここは、身につけていきたいところですね。


月と地球

月の影響力の凄さからの怖さ、の様な話になってしまったので、地球にとっての月のお話もしようと思います。

地球と月はセットです。
セットで完全です。
「セットで卵」の様なものです。
太陽系の各惑星たちは、ある意味太陽の分身の様な存在だと思っているのですが、月は、地球の分身の様な存在です。
月は、地球の周りを回っています。
月は、地球の為だけに存在してくれている様です。
占星術では、地球が自分自身を指すので、月は自分の為だけに存在してくれているということになります。

地球にとっての月は、呼吸を手伝ってくれている様な存在だと私は思っています。
呼吸そのものと言ってもいいくらいです。
月が地球の周りを回ることで、大地が伸び縮みし、海の水が動きます。
満潮と干潮ですね。

月は水を使って、太陽からのエネルギーを大地の隅々まで届ける様なハタラキをしてくれていると思っています。
体の部位で言ったら「肺」ですかね。
水を操る存在です。

「思っている事が現象化されるまでには時間がかかる」と言われているのは、
この「月と水の関係」とリンクしているからだと思っています。

水の中の情報が大地に広がり、生命が飲んだり吸ったりするまでのタイムラグです。

水は感情によって形を変えると言います。
江本勝さんの、水の結晶の話は有名ですね。

私たちの感情をそのまま受け取り、地球に広げるハタラキをしているのでしょう。

私たちが世界の調和を祈るとき、水に乗せればいいのですね。

水に乗せれば、現象化がおきる。
ゆっくりでも少しづつでも、着実に変わっていく。


いかがでしたでしょうか??
月となかよく
ココロとなかよく
していきましょう♡

水にイノリをのせて
Tea timeには、そんなことを思いながら過ごしてみようと思います♡


後日「月との対話」追記しました。

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