独りではない

入ってはいけない、学校の屋上にひとり

早く登校して、まだ誰もいない教室にひとり

掃除当番や日直で、みんなが帰った後の教室にひとり

放課後の、夕暮れの図書館でひとり

熱が出たので、早退した時のひとりの帰り道

部活の後、忘れ物をしてしまってひとりであるく帰り道

プールの後の授業、皆が爆睡している中、ひとり窓の外を眺めている

高校生の記憶は、青くて眩しくて、

うまく言葉にできないけど、
こうやって断片的な記憶のかけらが強く残っている

「ひとり」の時間がたくさんあったけど
決して「独り」ではなかったなあって。

こんなになんでもない日常的な「ひとり」の出来事が
あとになって
思いのほか強く心に残っていたりするんだなって。

だから、これからも日常に転がっている
小さな幸せを
「ひとり」で見つけて行きたいと思う。

いまは世界中で「独り」だと感じている人がたくさんいるかもしれないけど、大丈夫。

根拠もないけれど、小さな幸せを
みなさんひとりでたくさん見つけて
まぁ幸せかもって感じられるように
生きていきましょう☺︎

おわり❤︎


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