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エコとエゴの狭間で彷徨い続けるわたしの心



エゴってなんでしょうか
エコってなんなんでしょうか


こんな問いとは、日常から疲れるくらいぶつかる度に向き合って乗り越えてを繰り返しているつもりでいるけれど、
先日またひとつ 自分でこの話題がでた



よく使うコーヒーショップでの出来事

だいたい勉強など作業目的でイートインとして使用するので、
ノーマルで提供される使い捨てのカップではなく、マグカップでの提供をお願いするようにしている。インフルエンサーのともだちに教えてもらって以来ずっと心掛けていること。
以前はマイタンブラーを持ち歩いてたけど、予め行く予定をたてないと持っていないことが多いし、忘れてしまうことも多かった。なにより嵩張る。
ズボラなわたしにはこのやり方が1番向いてる。

いつもと同じように、ソイラテのICEをトールサイズで、マグカップで注文した。
氷の量も通常より少なめが好みなので、そのお願いもする。
プラスチックに用意することがデフォルトである分、マグカップでお願いをしてさらに他の注文をつけることは、さらにひと手間ふた手間をかけてしまうと自負している。
多少の手間に対しても、いつも店員さんはやさしく受けてくださる。このブランドならではの行き届いたサービスが好きだし、素敵だなとおもう。


いつも通り劣らない気持ちのいい接客に感謝をしながら注文したものを待ってたのだけど、
今回は受け取る時に多少の違和感を感じた。

具体的に何か。受け取ったマグカップの蓋に、口紅の跡がついていた。一回洗った後は見られるものの、はっきりと跡が残ってる。

右利きのわたしが飲む場合、避けることはできない位置にそれはあった。潔癖症ではないけれど、気になる。


そんなことを頭の中でぐるぐる思いながらカップを見つめていると、流石 店員さんが気づいてくださって、声をかけてくださった。
迷った挙句、そんなにお店が混んでいなかったことも考慮して、正直に話してみた。

伝えるや否や、「申し訳ありません」の謝罪と同時に、店員さんはそのカップを後ろに持っていって何やら他のスタッフさんと相談をして、対応をしてくれることになった。

ホッとしたのも束の間、今度はもっと違和感を感じた。

というのも、私は当然のように中身をそのまま新しいマグカップに移してもらうつもりでお願いをしたのだけど、
どうやらカップはもちろんラテまでもそっくり新しいものを作り直してくださったみたいだった。

絶句した。


もちろん、わたしが一言 移し替えるだけで大丈夫ですと
具体的にお願いをしなかったのが悪いし、店員さん側からしても、中身を一から作り直すことが礼儀だと判断した上での対応であり、もしかしたらマニュアル上の決まりがあるのかもしれないし、サービスが故の結果だということは理解できる。
誠意的な対応に本当に感謝している。


決してコーヒーショップを批判したいわけではない。

そうではないからこそ、自分の中で生まれたもやもやについて書き留めたい。


結果的に、これではわたしが最初マグカップで頼んだ意味はなんだったんだろうか。
飲めるはずのものが無駄になってしまった。1番初めのラテは、マグカップに欠陥があっただけであって、中身には全く問題なかった。


自分自身のエゴが生み出した
無駄な消費のように感じて後ろめたい。

自分が言わなければ中身は無駄にならなかったのかな、、
プラスチックカップで頼んでいればそもそもカップが汚れている可能性はなかったわけだし、マグカップでお願いをしなければこうはならなかったよな、、、
などと元も子もないことを考えてしまった。

ラテを作る資源と捨てたラテの浄化に必要なエネルギー

プラスチックカップに必要な資源と処理に必要なエネルギーと

天秤にかけてみたら、二酸化炭素の発生を避けられないプラスチックカップよりもラテの処理の方がエコな選択ではあるのかもしれない。


でも
そんな難しいことは正直あまり重要ではなくて、
"その消費は本当に必要なのかどうか" 
考えて判断することが主軸だとおもう


それがわたしのおもうエコな選択のかたち。


今回の件なら、
使い捨てのプラスチックカップも捨ててしまったラテも
私には必要のないと感じた消費であって、
自分の意志ではどうにもならないところでそれが起こると、無力さを感じてやり切れない思いでいっぱいになる。


こういうことは日常的に出会う場面でもあるから、

だったらサービスを使うなという話が出るかもしれないけど、
そんなのっていまいち現実的じゃない。
世の中のデフォルトから外れて暮らすことは相当な覚悟が必要であるし、そもそもそれをただ避けるだけでは解決にはならない気がする。

だからこそ、
進化していく時代に沿っていて尚且つ、
自分で知って考えてする選択を大切にしていきたい。


エゴとエコはいつだって紙一重

自己満足(エゴ)でもいいから、
とにかくやってみないことには結果(エコ)につながらない




:自分を肯定するためのメッセージという名の備忘録




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