秋の香りのなまえ

洗濯物を取り込もうとしたら金木犀の香りがした。
私にとって、花のなまえと香りが一致する数少ない花で、本当に味わい深い香りだと思う。

春にも咲くことがあるらしいけど、秋の淋しく切ない感じと合う、複雑な香りは、前世と来世の間を迷子になるような不思議な感覚に陥っておもしろい。
私が知らないだけで、こういう香りは沢山あるのかしら?

音楽を言葉にする人、例えばCDのライナーノーツとかを書く人を心から尊敬するけど、香りに関わる仕事をする人も、その志しを思うと、何だか孤独で気高く思えます。

つくづく「視覚」と「言葉」頼みで生きている気がする。
視覚以外の五感「聴覚」「触覚」「味覚」「嗅覚」をもっと感じて生きてみたら、世界が変わりそうな気がする。。。

あぁ、旅に出たい・・・




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