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マジカル・パンチライン 声出しライブに向けてのエトセトラ

☆声出し可についての心配事

 マジカル・パンチラインのライブがついに、声出しOKになりました。そのうえで僕はひとつ、懸念していることがあります。それは(マジパンの話ではないですが)過去にこんな声を聞いたことがあるからです。
「ファンのコールが聞こえた瞬間に地下アイドルっぽくなって、気持ちがなえた」
 その気持ちも、分かる。でも、声を出したい気持ちも、分かる。今、マジパン現場にはコロナ以降の新規ファンがとても増えています。中には、アイドルのコールをまったく知らない人もいるでしょう。
 そういう人たちが、声出しアリのライブを聞いて、どう思うのだろう。引いてしまわないだろうか、怖がらないだろうか。声を出す人も、出さない人も、一緒に楽しめるライブになればいいな。そう思って、この文章を書くことにしました。
 僕自身、アイドルのMIXに対して偏見を持っていました。今も「タイガー!ファイヤー!」はよく分かっていません(笑)しかし、大きな声を出し、推しの名前を全力で叫ぶのは気持ちがいいな、とも感じています。またアイドル側も、自分たちのライブに大きな声が返ってくるのは、うれしいものであるはず。どう声を出していいか分からない、という方たちも「もう一度」の「Wow wow」や「名もなきヒーロー」の「ラララ」など、みんなで一緒に歌うところから、いかがでしょう?
 この文章を読んだみなさまが、少しでも前向きに声出しライブを楽しむ助けになれればいいな、と思っています。

☆声出しライブ初心者の方へ

 まずはじめに、大前提として言いたいのは、
・声は出しても出さなくてもどっちでもいい
 ということです。ライブの楽しみ方は人それぞれ。声を出したり、撮影に徹したり、後方からじっくりライブを鑑賞したり。どういう楽しみ方も許容できる平和な現場がいいね、という点を、大前提として確認しておきましょう。

 それでも「静かに聞きたい人」の隣に「大声で騒ぎたい人」が来てしまうと、どうしても利害は合致しません。完璧な解決は難しいですが、こんな風にしたいね、という項目をいくつか提案しましょう。

①場所のすみわけ
 コールしたい人たちで固まる、というのもひとつ。あと、女性限定エリアは声を出す人は少ないので、特に女性はそこを選ぶといいかも。

②隣の人に迷惑を掛けない
 多少声を出すのはいいとしても、過剰に腕を振ったり暴れまわったり、という危ない行為はやめましょう。隣の人の様子を見て、お互い配慮できるといいですね(僕は、隣がカメコさんだと、構図を取りやすいよう少し距離を開けてあげたりしています)

③変なコールはしない
 コールをする箇所は、ある程度決まっています。そこに合わせておけば大丈夫、と言いたいんですが、新規の方はもちろん分からない。というわけで、ここさえ押さえておけば悪目立ちはしないよ、というのを二点。
・メンバーが歌っている箇所ではコールしない。
 マジマジランデヴーの落ちサビの「はーちん!はーちん!」コールなど、メンバーが歌っているのにかぶせてコールをするシーンもあります。ただ「悪目立ちしたくない、静かに聞きたい人の邪魔をしたくない」と思っているのであれば「メンバーが歌っているところではコールしない」とするのが安全かもしれません。
・バラードではコールしない
 「ハルイロ」「ひとかけら」などの静かなバラードは、じっくり歌声に耳を傾けましょう。他にもコールが入らない曲もあるので、そういうときは鑑賞に徹しましょう。

 とにかく、声を出したい人、静かに聞きたい人など、老若男女みんなが楽しめるよう、お互いに配慮したライブ空間にしたいですね。

☆基本的なコールとMIX

 続いて「声出しライブが決まった! 声を出したい!」「でも、どんなふうにしていいか分からない!」という方向けに、簡単にガイドを。

 これもまず大前提として、
「多少まちがえても気にしない」
 という点を強調しておきたいです。先に言ったことと矛盾するようですが、ちょっとズレたところでコールしてしまい「やっちゃったなあ」となるのはあるあるです。自分が楽しみたいように楽しむ、が基本ですから「絶対コールを間違えちゃいけない」とビクビクする必要はありません。

◎覚えておくといいコール ※代表曲「Melty Kiss」を例に紹介します。
①MIX
 どこからか「しゃー、行くぞ!」の声が掛かったら、発動します。一番は「タイガー!ファイヤー!サイバー!ファイバー!ダイバー!バイバー!ジャージャー!」二番は「虎!火!人造!繊維!海女!振動!化繊!」です。他にも様々なMIXがありますが、マジパン現場ではこの二つでほぼ対応できるかと。
 前述のように、僕も実はちゃんと覚えてません。ぶっちゃけ「わー!わー!わー!わー!ジャージャー!」で十分です(笑)
【参考】

②イエッタイガー
 サビ前などのいいところで「イエッタイガー!(ファイブワイパー)」と叫びます。繰り返しや前触れがあるわけではないので(例外はありますが)気持ちよく合わせるのは少し難易度が高め。でも、はまると気持ちいい。
【参考】

③はいせーの!
 どこからか「はいせーの!」の声が掛かったら「おーい、おい、おいおいおい」と続きます。
【参考】

④うりゃおい
 どこからか「うりゃ」(あるいは「うっ」)と声が掛かったら「おい」と続き、これが繰り返されます。
【参考】

 以上四つは使用頻度が多め。これだけ覚えておけば、だいたいのシーンに対応できるはず。
 マジパン公式でのMIX動画がありますので、ご参考に。

⑤メンバーの名前のコール
 メンバーのソロのあと(あるいは最中)にメンバーの名前を呼びます。しかしこれは、新体制になってからまだそれほど声出しのライブがないため、どこでどう誰の名前を呼ぶか、固まっていません(汗)周囲に合わせて、雰囲気で一緒に声を出すといいでしょう。
 なお、メンバー自身から、メンバーのコールは以下の愛称で、とアナウンスがありました。
 沖口優奈→ゆーな! 吉澤悠華→はるるん! 益田珠希→たまちゃん!
 山本花奈→はーちん! 宇佐美空来→そらちゃん!


☆マジパン現場特有のコール

①「謎から謎めくMystery」のキンコンカンコン
冒頭のいいところで「キンコンカンコンキンコンカンコン」と声を出します。

②「パレードは続く」の「おきぐちゆうな!」
沖口さんの「運命のままに」のあとに「おきぐちゆうな!」と続けます。二番も同様。

③オレモー!
 マジガールさんもここは「オレ」で合わせてください(笑)マジパンの楽曲で代表的なのは以下の3か所。
「Mwlty Kiss」
 「また君に恋をする」→「オレモー!」

「名もなきヒーロー」
 「君を待ってるよ」→「オレモー!」

「あいわなびー」
 「やっぱり明日も会いたい」→「オレモー!」

④「ぱーりないと!!」の可変MIX
 冒頭部分で「ミョーホントゥスケ 化繊飛除去 ジャージャー ファイボ ワイパー」という変形のMIXが入ります。

⑤「マジカル・ジャーニーツアー」の「もーっと!」
 「もーっと!」はファンも一緒に叫ぶと気持ちがいい。

とりあえず「ここ押さえとけば楽しいよ」という個所を列記しました。他にもそういう個所はありますし、新体制以降はまだそういう固有のコールも定着していないので、これからみんなで作っていければいいですね。


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