見出し画像

何者でもないただの女になりたいとき

女性でも男性でもそう…

役割のついた呼称がある

女性を例に挙げれば…



彼女

OLなど職業を表す総称

その呼称から
不意にはみ出たくなるとき

何者でもない人になりたいとき
何者でもない女になりたいとき

エアーポケットに入ったような状態になるのだろう

脆く

危うい

投げやりな

少し狂気じみた

…そんな感じ

逃げる…

何から逃げるのだろう

何故なんだろう

詰問するには酷な状態

誰も自分のことをしらないところへただただ向かう

嫌われるのが怖い

大好きな人故に向き合うことができない…
そういったタイプの女性は

エアーポケット状態のときに出逢いがあると、
【運命】
と結びつけたがる傾向にあるように思います

まるで「救いの神」や「光」が降りてきたかのように
すがりつくように

いつしか
その安らぎと、かの人との間で揺れ動く

その危うい、綱渡り的な時もまた、
「人生」(現生)をダイナミックに体験する

いわゆる「正しさ」とは

脈々とDNAで受け継がれた道徳的、戒律的価値観

野生、むき出しの本能においては
どう生きようと構わないのです

魂の成長のためにあるのだから
起こした動機・行動がそのまま返る・・・
ただそれだけなのです
それが 現世において 正か負か
さらには いつの「世」、過去世か未来世か、
その返りはいつなのかは人智を超えるもの

それを「カルマ」や「業」というだけなのです
そこには ポジティブ・ネガティブ、プラス・マイナス
そのジャッジは 内なる神がするのだろう

ただただ、
ただの人間に
ただの女に
なってもいいのではないか

もしかしたら現実味のない幻想あるいは夢想かもしれない


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?