僕らはSNSでものを買う まとめ感想
中小や個人が大手に下克上が起こしやすい時代
why?
誰もがメディアになり誰もがコンテンツを作れる時代だから
ポイント
・UGC
・ULSSAS ウルさす
・スモール・ストロング・タイ
と言ったSNS時代の新たな概念
3分の2の人はSNSきっかけに購買や参加を決めている
※2017年20-30代女性をターゲットにした調査
これからの時代SEO対策やリスティング広告だけではやっていけなる理由は2つある
・「この商品を買いたい」と言った顕在層へのアプローチでは少子高齢化の時代マーケットは広がらない
・検索ワードを争うライバルが増えるほどSEO対策やリスティング広告は難しくなる
「情報の99%は届かない」
2020年にはデジタルデータ量が約35Zに到達すると言われている
世界中の砂浜でたった一粒の砂に出会うほどの奇跡レベルの難易度
人がモノを買うときに影響を受けている調査ではどの国でも「家族・友人・知人」からの推薦が1位
どれほど情報が行き届きにくくなった時代でも家族や知人、友人の言葉はユーザーに届く
言い換えると「企業やメディアが出す情報より友人や家族の口コミの方が信頼できる」と多くの人が考えている。
34歳以下の場合インターネットに投稿されたユーザの意見も参考にするのが3位とランクイン
UGCとは?
ユーザーが作ったコンテンツのこと
つまり企業が打ち出す広告ではなくユーザーが自分の意思で投稿するコンテンツを指す
難しい単語だがツイッターやフェイスブックインスタグラムであればユーザーの投稿コメントやs写真、動画のこと
人は企業の出した広告ではなく自然発生した口コミつまりUGCをより強く信頼する
この自然発生する口コミ、UGCこそこれからの時代のSNSマーケティングの要になる
下記のようなものもUCG
・食べログレビュー
・価格.comのレビュー
・アマゾン商品レビュー
など
SNSでのUGCはシェアやリツイートなど拡散されるためより強力
UGC3つの特徴
・情報の信頼性が高い
・行動転換が起こりやすい
・シェアされやすい
SNSマーケの鍵はUGC
SNSフォロワーのゴールは決して数ではない
適当な1万により
濃度の濃い100人
どれだけ情報が届きやすいフォロワーかも計算しないといけない
自分に変わって情報を拡散してくれるコアなフォロワーを獲得することが大事
SNSマーケのコツは自社アカウントを運営し発信するだけでなくUGC
発生させたり広げることまで行わなければならない
UGCを広げるために
①UGCが生まれやすい企画を考える
②生まれたUGCを効果的に広げる
SNSの中でもツイッターが最もUGCを活用しやすい
Why?
リツイートなどの拡散機能が優れているため
UGCが出やすい商品
・人に推奨しやすい お菓子飲料映画
・自己表現として投稿されやすい アパレルコスメ
・商品が手に取れる
UGCが出にくい商品
・コモディティ商品かつ情緒的価値が薄い 乾電池 ゴミ袋
・コンプレックス商品 カツラ
・購入される個数が極めて少ない キャンピングカー
SNS時代の購買プロセス「ULSSAS」
UGC(ユーザーが作ったコンテンツ=口コミ)→Like(いいね)→ Search1(SNSで検索)→Searh2(ヤフーグーグルなどで検索)→Acttion(購買・行動)→Spread(拡散)を指す造語
起点はUGC
企業にとってのインフルエンサーとは?
フォロワーが多い人にフォローされるだけでは意味がない
自社のUGCを増やしてくれる人こそがその企業にとってのインフルエンサー
SNSには?
①プライベートグラフで使われやすいSNS
②ソーシャルグラフで使われやすいSNS
③インタレストグラフで使われやすいSNS
がある
①はLINEや家族や友人などプライベートなつながり
②はフェイスブックなど家族や職場サークルなどの人間関係のようなつながり
③は趣味や興味で繋がる関係
ツイッターは一見興味関心で繋がっているアカウントが多いイメージだが実際にはプライベートグラフでつながっているようなものが多い
ツイッターのユーザー9割がプライベートグラフかソーシャルグラフでつながってる
フォロー千五百人くらいまではプライベートグラフ、五百人くらいまでがソーシャルグラフが多い
フォロワーが三百人以上いるのはわずか10%程度
三百人以上いるユーザーはリアルな場で面識のない人にフォローされている可能性が高いためインタレスグラフでの利用が多いと思われる。
多くの人はツイッターでの大きな拡散やバズはインフルエンサーによって生まれていると思われているが実際は情報は鎖のようにつながって拡散されている。
ネットの情報は時間と距離を超えると言われているがツイッターに関してはそのほとんどが距離の近いリアルな知り合いに連鎖し情報が伝搬していく
リアルな関係に近い濃密なつながりのことを「スモール・ストロング・タイ(小さくて強いつながり)」と著者は名付けた
これで拡散される情報は他の情報よりも優先度が高く信用度も高い
つまりスモール・ストロング・タイの連鎖でUGCが広まると他の情報よりずっと信頼され購買に繋がる率も高くなる。
まとめると企業垢は
①プライベートかソーシャルグラフでツイッターを使っている人(具体的にはフォロー数が30-300人台)
ツイート数の多い人(具体的には1万ツイート以上)
を優先的にフォローして相互関係を築くといい
シャトレーゼの取り組み
①UGCを発生しやすい公式アカウントからの投稿
→宣伝感のないおしゃれ画像を使ってリツイートしたくなる気分になる写真を増やした
②ユーザー参加型のコンテンツ
→ユーザーが真似したくなるようなコンテてんつ
③UGCを生み出すアカウント運用
→こんな投稿をしたら公式アカウントでリツイートされるという空気感を醸成
SNSマーケはあくまで戦略や戦術
結局は顧客にとって良い商品やサービスを磨き上げ続けること
インスタグラム編
ハッシュタグの使い方
対象商品を探す人がどんなハッシュタグで探すかを調べる
誰かがハッシュタグをつけて紹介してくれたらリポスト許可をとったり積極的にコメントする
インスタは一対一の関係が構築しやすい商品アクションをしてくレた人とできるだけ密な関係を作るように意識する
UGCが発生しにくいものの場合はコンテンツマーケティングを活用が吉
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