NZ🇳🇿思った以上に楽しすぎたバーテンダートレーニング

表題の通り、本当に面白かったバーテンダートレーニングについて。

オークランドで5日間のバリスタトレーニングと、3日間のバーテンダートレーニングが無事終わりました。
どちらのトレーニングも受けることで、
採用の確率が格段に上がるのだとか。

私はこっちにきてバリスタもやってみたいかも、と思いバリスタコースだけでもよかったのだけれど、
やっぱりこっちのビールとワインが大好きで。
そしてナイトライフが好きなんだよなぁ〜と。
こっちにも興味がありすぎて両方受けれるコースにしてしまいました。

結果、大大大満足。
どっちもの選択肢があるって、やっぱり仕事の幅も広がるし、「どちらもできる」というオプションが採用時に有利に働いてくれる。

正直バリスタコースは、「5日じゃムリだよ〜泣」というくらい初めてのことだらけすぎて、自信のない出来栄え。

だけどその後のバーテンダートレーニングが、
思ったより向いていることがわかり、(しかも楽しかった)
受けて良かったというのと、やっぱり夜の雰囲気が好きかも、となっている。
もともと、四年も居酒屋で働いていたけれど、
全く通用しなかった！（通用したのは自信くらい？）
日本とは、作るカクテルがまるで違う。

外国のカクテルは
Margarita、cosmopolitan、オールドファッション、など見た目も美しくて
クラシックなカクテルがメイン。

先生がお酒の歴史についても教えてくれるところがとても楽しかった。
バーボンとウイスキーの違い、とか
テキーラが何から作られているのか、とか。
コスモポリタンの名前の由来とか。

ちなみにウイスキーはイギリスで作られるもの。スコットランドとアイルランド。
バーボンはイギリス人がアメリカに渡った時に、故郷のウイスキーを真似してさらに味を変えて作ったものだそう。
ウイスキーはイギリス、バーボンはアメリカで作られるものだそうです。知らなかった！

ちなみに日本にいた時作りまくっていた
カシオレ、とかモスコミュール、とかは一切名前すらも出なかった。笑
作るのは全てが初めて飲むようなお酒ばかり。

さて、バーテンダートレーニングの面白かった所、ざっとまとめてみた。

1. .先生がゆるすぎる

2. 生徒酒好きしかいない

3. いろんなカクテルを覚えられる

4. バーテンダーの基本を教わる

5. 終始楽しい

6. 酔っ払う

以上でしょうか。

ちなみに生徒は私含めて3人。
もう2人は中国の女性でした。
(やはりアジア人女性、酒好きが多い！)
韓国の子も本当によく飲んでたけど、
日本も中国も、alcoholic多め。

先生曰く、アジア人は手先が器用なので
バーテンダーに向いてるらしい。

ちなみにバリスタクラスは朝10時からお昼までの2時間半。
バーテンダークラスは夕方3時から夜7時まで。

夜の部は時間帯もあってか、常にゆったりした感じのクラス。
朝コーヒー作ってたバリスタクラスは、先生が女性でみんなでチャキチャキ！っと動いて永遠にコーヒーを作ってた。

一方でバーテンダークラスは、
まず、先生がまさにKiwiな人。
毎日ビーサンショーパンで登場し、いい匂いのする香水をつけていて、3時15分くらいによしじゃあやろか〜てゆったりスタート。

先生はマオリの方でした。
コテコテなKiwiイングリッシュに、スローでイージーな先生。受けているこちらが終始癒されてました。（お酒も入ってるし）

さて授業の内容は、
一通りの道具の扱い方、
クラシックカクテルの作り方、
オリジナルカクテルを作るワーク、
最終日は、オークランドの人気バーで
実際にビールを注いだりビール樽の変え方などの裏方を教わったりして、本当に楽しかった。
勿論、作ったお酒は全部飲み放題。

初日に初めて作ったお酒、Caprioska
名前の通り、ウォッカベースのロシアのお酒
中国の友達、エンドレスでずっと飲んでた

先生直筆のレシピ

ガーニッシュと呼ばれるフルーツやライムの切り方も勉強できた

エスプレッソ　マティーニ
味は甘いコーヒーだけど、ちゃんとお酒。
ちゃんとマシンで抽出したエスプレッソを使うのが美味しさの秘訣。

びっくりしたのは、〇〇サワーと言われるカクテル。
ジンサワー、ウォッカ、などなんでもサワーにできるのだが、
ギョッとしたのが生卵の白身を使うこと。

Gin サワー(ジンとレモンジュース）
上に乗ってるシュワシュワが白身。

こっちでは卵かけご飯は禁止と聞いていたけれど、これ飲むなら食べれるやん！と心の中で突っ込みました。先生曰く全く危険じゃないらしい。
ここでも日本人らしいジャッジメントが働いてしまったなぁ、、
ちなみにこれはクラシックカクテルなので、とってもよくある人気のカクテルの一つ。
（みんな生卵でギョッとしないのがすごい）

左からTiki, illusion, コスモポリタン
(色味が可愛い〜)

tiki はマオリ語。illusionはサントリーのメロンリキュールを使ったカクテル。cosmopolitanは全女子が好きな味。

作った酒を飲みながら、また酒を作る

そして最終日は、オークランド街中にある「everybody’s」
という大型のお店で実際に体験。

一番面白かったのは、このバー体験で
リアルな雰囲気を感じれられたこと。
バーカウンターに並んでるたくさんの種類のビールサーバーからビールを注いだり、
聞いたことのないお酒が次々と出てきて、それをショットで試飲してインプットしまくったこと。

ちなみにニュージーランドではいろんな種類のビールがあるけれど、日本のアサヒは大人気。
日本のお酒といえば、アサヒ、ウイスキー響、がよく出るそうです。

ちなみに居酒屋で働いてた時、死ぬほどビールを注いできたけれどそのやり方じゃダメだ、と言われました！
面白い。

ショットに関してはココナッツテキーラや、back draftと呼ばれる謎の青い酒。ミドリ、と呼ばれる日本産のメロンのリキュールと生クリームのリキュールをレイヤーして可愛いお酒を作ったり。

生クリームリキュールにカルーアとオレンジ
ただの美味しいやつ

バックドラフト。お酒に火をつけた後、煙をグラスに閉じ込めてストローで煙を味わうお酒。
パフォーマンス重視

実際にバーで体験して感じたのは、
昼間のカフェとはまた違った雰囲気だということ。

マネージャーらしき人は、まさに外国人の働き方イメージをそのまま体現したような方で、終始スキップしてるしソファーで寝転んでるし、自由。

そして女の子。
カフェで働いている女の子も自然体で可愛くて好きなのだけれど、
バーで働いている女の子は、セクシー。
ちょっと危なっかしい感じがする強い女の子、というような感じの子が多くて、みんなキラキラしてた。
終始女の子ばかり見てました。

アジア人の女の子もバッチリ決まっていて、
やっぱりこの夜の雰囲気も、あぁ、好きぃ〜となりました。

そしてこのDJブースを見つけた時、胸がゾクゾクした。

めちゃくちゃやりたくなった。
もう3年くらいコロナでしていないけれど、
そろそろやりたいなぁ〜って。

もしかしたら今度は、ニュージーランドでDJしてるかもしれません。笑

カフェのバリスタも良いなぁと思うけれど、
やっぱりナイトライフも好きな私。

昼と夜の仕事って、こんなにも雰囲気が違うものなのねってやはり改めて思いました。

この日は作ったショットを沢山飲んで、
結構なほろ酔いでトレーニングが終わりました。

この後ドイツの友達とすぐに予定があったのだけれど、
「何杯飲んだの?笑」って笑われるくらいには、酔ってたな。

思った以上に、終始楽しくて身になって面白い
そんなバーテンダートレーニングでした。

お酒好きのalcoholicな方には、とてもおすすめです。