#2 読むだけでちょっと幸せになれるヨガ哲学
前回は《暴力を振るわない/アヒムサ》について書きました。前の記事はこちら🌝
アヒムサの練習として『コップを置く』『ドアを閉める』などの動作を試しに丁寧に行ってみると、気にも留めていなかった事を丁寧に行えるようになってきました。
忙しかったり焦ったりするとまた雑に戻りますが、少し落ち着いてから『さっき雑だったな〜』とぷち反省の繰り返しを続けています。
物に対して丁寧に行動できるようになると、対人関係や自分自身への雑さが見えてくるように。
気付いた時に丁寧にしてみようとすると、自然と色んな物事に感謝が湧いてきて、何気ない日常が気持ちよく過ごせるようになりました。
思考、言葉、行動において"暴力を振るわない"を常に心に留めておけば、自然と自分に対して攻撃してくるものもいなくなると言われています。
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嘘をつかない(サッティヤ)
『嘘をつかず正直であるべき』という教え
人が困る嘘はよくないですよね。自分を困らせてしまう嘘はどうでしょう?『知らない話題だったけど思わず知ってるふりをしてしまった』『ついついお世辞を言ってしまった』など、何気ない小さな嘘が日常に多い気がします。小さな事でも自分に嘘をつき続けていると本質が見えづらくなってきます。
私はアパレル販売員をしていた時、正直似合っていないと思っても褒めちぎって接客をした事があります。そんな接客をした日はどっと疲れて気持ちもどんよりしました。
今思えば、その人自身が気に入っていれば私が必要以上に褒めちぎらなくてもきっと購入してくれるし、本心じゃない店員に接客してほしい人はいないと思います。嘘の接客では結局誰も幸せになれないと学びました。
そして、簡単に浅はかに嘘をつくより『気持ちよくお買い物ができるお手伝いをしよう』という気持ちで店頭に立つようになると、下手な嘘をつかずとも楽しく接客し売れるようになりました。
まずは自分に正直に、思ってない事はわざわざ言わない練習。始めてみるととても心地よいです。
普段何気ない時に『別につかなくていい嘘ついてないかな?』とちょっと意識してみると、意外と嘘をついてる自分に気付かされるかもしれません。
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