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そもそも妊活って何?

今年に入り、『そろそろ妊活するかあ!』となった私達夫婦ですが活動していくと、何からしたらいいの?とりあえず検査?排卵日はいつ?これしたらダメらしい、これはしとく方がいいらしい、サプリ買わないと、と何だか雲行きが怪しくなっていきました。

そして『そもそも妊活って何?』と初心に戻ることにしたのです。今日は、そろそろ妊活しようかな、妊活って何するの?と思っている方や今まさに妊活でモヤモヤしてる方へ、私の体験を元に書いていこうと思います。


▫️じわじわ来た妊活の圧

私と夫の場合は結婚した時は、お互い仕事も忙しいし、2人で楽しいし、子供は遠い未来にぼやっとあるくらいでした。なんなら夫は0か1でいいね、なんてよく言ってました。(それは今も一緒)

周りの友達も結婚してたり、してなかったり、子供のいる友達もまだ少なくて、そんな頃韓国移住が明確になっていき、私自身もとりあえず今日本でできる仕事に集中していました。

子供はそろそろ考えてる?妊活っていつ始めようかなあ、という話題も増えてきましたが、自分にはまだ未来の話だなあと思っていました。

そんな話題もよくあるので、夫婦間でどんな教育方針でいく?我が家はハーフなので母国語どうする?なんて架空の息子を作ってよく遊び話するように。今の内から擦り合わせできるし、楽しいし、よく2人で話すのが定番になっていきます。

韓国に行くと、親族から一気に『子供考えてるの?』『痩せすぎだから少し太らないと赤ちゃん産めないよ』と言われるようになったり、周りに妊婦さんが増えてきました。日本にいる友達や先輩の妊娠報告は嬉しかったし、当事者かのようにドキドキワクワクしてました。

私はそんな感じで、『いつかは自分もママになると思うけど今の自分がなるの?えー早くない?』が3年くらい続いていましたが、『あれ?気づいたらみんな子供いる?』『親族からの圧がちょっと重く感じてきたかも』となり。

そして、今年に入り『いよいよ私たちも子作りするかあ!』となったのです。

▫️すぐ出来ると思ってたけど

女性のケアを学んでいることもあり、知識は少しずつ蓄えられていたし、月経はとってもスムーズ、夫婦間で子育て擦り合わせもいっぱいして来ているし、いざ妊活を始めたらすぐ出来るものだと信じていました。

色んなケースを学んでいるくせに自分の事となると、変な自信を持ってしまったようです。その月は『妊活情報』を片っ端から見漁り、おりものの変化に一喜一憂、これしないと、これしちゃだめだ、と全神経を妊活に注いだように思います。笑

そして、経血をみた時ものすごーくへこみました。翌月も似たような感じで、そうして時間が過ぎていくと『早く妊娠しなきゃ』と見えない何かに急かされていきました。

▫️妊活がしたかったんだっけ?

いつしか義務感あふれる妊娠活動になり、息苦しくなっていた頃。立て続けに妊娠報告を受けて、号泣しました。笑

そして気づいたのが、『今の私楽しくなくない?』ということ。架空の息子の話をしている時は楽しかったし、友達の妊娠出産報告はすごくハッピーなもので、今の私とはかけ離れてる、と。

『妊活』にのめり込んでいくと、いつしかゴールが『妊娠すること』になってしまい、すごく視野が狭ばっていきました。妊娠したい気持ちって悪いことじゃないのに、勝手に自分で重荷を背負っていきます。

『私妊活がしたかったんだっけ?』急にそう感じて、ノートに気持ちを書き出してみました。すると、妊活中だからバレエのレッスン行けない、とか、今はあんまり仕事に力を入れたくない、とか、なんだかどれもネガティブでした。そんなネガティブな人に、妊娠出産を乗り越えられる力はあるの?と思わずつっこみました。笑

▫️妊活ってそもそも何?

妊活情報も今やものすごく溢れていて、色んな視点で色んな理論で妊活情報が発信されています。私もたくさん見たし、色々勉強になったし、有難い世界です。

妊娠・出産って女性の身体にとって本当に大仕事だし、命を授かり育むことってすごく特別なこと。知識なく体当たりしていくより、ある程度知識を持って挑みたいことです。

だけど、私たちの人生は妊娠することが全てじゃないし、妊娠は自分の人生のプラスアルファとしてやってくることなのかもしれまん。

妊活と聞くと、何か特別な活動をしないといけないように感じますが、そもそも妊活ってヘルシーライフを送ればいいだけ。心も身体も満たされていて、余力があって、楽しんでいる先に次のライフステージとして新しい家族がやってくるものだ、と今の私は思っています。

妊活の知識ですが、女性の健康について知っていればそれ以上はないように思います。『妊活』と思って自分を健康にしようとするのではなく、自分のために健康美を手に入れれば、それは自然に妊活にもなっているはずです。

▫️やっぱり自分が一番大切

外からの情報も大切だし、何か違和感や不調があるなら病院や専門の知識がある人に助けてもらう方がいいかもしれません。忘れたくないのは、ベースは自分を満たすことだということ。本当の意味で、心身を満たせるのは自分自身しかいないのは、きっと産後も子育て中も同じです。

私が経験して感じたのは『妊活しよう!』は多分いらないです。色々あるけど、自分もパートナーも基本健康で楽しく過ごせていれば、良きタイミングで授かれる。綺麗事に聞こえるかもしれないけどシンプルにこれだけな気がします。

やっぱりご自愛しましょう、というまとめです。笑

私自身も自分の人生に赤ちゃんを授かれるか授からないかはわからないし、どの未来も受け取れるようになりたいなあと思っています。今、妊活の壁にぶち当たっている方のエールに少しでもなれば嬉しいです。

by eri
womens bodycare instructor

女性のためのボディケアサロン
moon morn(ムーンモーニン)

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