流れ。

こんばんはmakoです。
note再開して1か月経ちました。
自分でも忘れてた出来事が、パラパラとページをめくる様に出て来る事に驚いてます。
あー、そんな事もあったな。とか、あんな事もあった。とか。
全て拾って書いてたら、進まないので書いてないですが、懐かしい思い出です。
きっと、どこかのタイミングで書くかもしれない。
みんな、自分のストーリーがある。
幸せだと思う事も、辛いと思う所もそれぞれ違う。
それぞれの基準みたいな物が、経験の中から出来上がり、自分定義、基準で人の幸せや不幸を見たり、自分さえも、それに当てはめながら幸せだって思ったり、不幸だと思ったり。
誰かだったり、何かだったりと比較してる。
自分の幸せの設定が高い程、苦しみ不幸だと感じてしまう。
かつての私。
自分の理想を相手や物に求めてしまう。
何故、こうしてくれないの？
こうしてくれなかったから、私は不幸。
分かって欲しい。
認めて欲しい。
そんな自分のエゴ。
私は分かってあげてた？
私は認めてあげてた？
そして、自分自身を分かって認めてあげてた？
ここで自分の過去の出来事を書く事で、色んな感情の葛藤から気付いて行った過程を綴っています。
誰かや、何かと比較する前に、幸せの設定を少しだけ下げてみると幸せが身近に沢山あった事に気付きます。
全ては、自分の設定です。
自分のゲーム。
easy modeに切り替えてみてみると、クリア出来た時には幸せだと感じる事が出来る様になります。
次のモードになった時、それと同じ事が起きたとしても、もっと簡単にクリア出来ます。
気付くと、幸せの連続になります。
辛くて仕方ない。そんな中にも気付きがあります。
フォーカスする所を変えると、小さな幸せを感じる事が出来ます。
小さな幸せ。
大事だね。
今日は、後書きするのに先に書いてみました。

流れ。
次の仕事までの時間が数日あったので、何となく仕事を移る事を母に報告しに家へ。

あんなに憎んで嫌いなはずの母に、わざわざ報告もないだろう？
そう思いながらも電車に乗る。
なんだろ？
自分って存在を誇示していたのかもしれない。
家までの距離を歩きながら、突然訪ねて来る娘をどう思うんだろう？
受け入れるのか？拒否るのか？
母は、すんなりと受け入れた。
仕事辞めて次の職場に移る事を説明した。
それってバイトでしょ？
なら、たまに店手伝いに来なよ。
1人暮らしだと、お金も必要なんだし。
母はそう言った。
そうだね、来れる時はそうするよ。
と答えた。
母の彼氏が店へ行く支度をしている。
私は、茶化しながら、その彼氏に
ここまで来るにはさ、車あった方が便利なんだよね。
手伝いにも来やすいじゃん。安い中古車でもあったらなぁ。買って来んない？
は？って顔しながら私を見る。
母も私の言葉に笑いながら、そうだよ買ってやんな！と便乗して来た。
冗談のつもりで言ったが、本当に買って貰う事になった。
赤いファミリア。
初めての自分の車。
安い中古車だったが私には十分だ。
なんとなく来たけど、収穫があった。

駅まで送って貰い、電車で戻る。
ラッキー。言ってみるもんだなぁ。と、嬉しい気持ちだった。
でも、車を買って貰うんだから、店も手伝いに行かなきゃな。そんな事も思っていた。

次の職場へ行くまで、まだ数日あった。
そう言えば、あの中華料理屋のバイト代まだ貰ってなかった事に気づいた。
給料日に貰うんだよな。
もうすぐだなぁ。
店長に会う事になる？
いとこは高校生だから、たまにしかバイトに行ってない。
いとこに頼もうかな。
ついでに貰って来て欲しいって。
そう思い電話した。
お姉ちゃん分かったよ。店長に言ってみるね。って電話を切った。
もちろん彼女は、私と店長の事は知らない。
とても気さくで良い店長だと思っている。
私も、もちろんそう思っていた。
なのに…
翌日いとこから電話があった。
やっぱ、お給料は取りに来て欲しいって。
店長と言っても、雇われ店長。
そうか、仕方ないな。
給料日には次の職場で仕事してるはず。
なかなか取りに行くのは時間ないな。
ま、良いや。
そこまでお金に困ってなかったから、給料日が過ぎても暫く放置していた。
新たな職場でも仕事もし始めていたし。
休みは週２日。
デパートの休館日の水曜日と、好きな日は休めた。
取りに行こうと思えば行く事は出来るのに、なかなか気持ちが決まらない。
そんなある日、玄関を叩く音。
トントン。
ん？誰？
そう思いドアを開ける。
店長だった。
なんで知ってる？
なかなか取りに来ないからと、いとこに聞いて来たと。
いとこは、全く持って悪気はない。
だって知らないし。
これ給料。
ありがとうございます。
ドアを閉めようとした時に、少し話し良いかな？
部屋に上げるのは嫌だったので、玄関先で話しを聞く事にした。
この間は本当にごめん。
怖い思いをさせてしまった。と言い出した。
謝る位なら、最初からすんなよ！
と思いながら話しを聞く。
気持ちが落ちてた時に、バイトに来た私が楽しくて気になってたと言い、辞めて会えなくなるのが寂しかった。と。
私は18だったが大人っぽくて、大人の女性としてみていた。とも言い出す。
私は無言で聞いていた。
順番ってのがあるんだよ！心の中で呟いていた。
どうしたら許して貰えるか？と言い私は、分かりません。と答えた。
何度も何度も謝るので、もう良いです。と言った後に、付き合って欲しいと言われた。
考えておきます。
その言葉で店長は帰った。
店長が帰った後に、なんで考えるって言ってしまったんだろう。と、自分の馬鹿さに気付いた。
まだ心が幼かった。

何度か尋ねて来る様になった。
店の賄いを持って来て、玄関先で渡し帰る。
謝り、反省する姿を見て、少し許す気持ちが芽生え始めた。
もう自分でも良く分からない。

愛人とも会う機会が少なくなっていた寂しさもあったのかもしれない。
求められるのは、悪い気持ちにらならない。
そうやって流されていった。

自愛からの慈愛
今日もありがと💕