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満たさられない心。

こんばんはmakoです。
今日はポカポカ陽気だったので庭パトロール。
日向ぼっこが気持ち良い💕

いつも遊びに来る黒猫ちゃんとは
違う子が遊びに来ました♫
一緒に日向ぼっこ。


このトムテのソーラーライトが
壊れちゃった💦
この黄昏れたガーゴイルが
なんとも言えない♫
お庭のパトロールは楽しい💕

冬の寒さを乗り越えた多肉植物。
少し痛みがあるところは取って、寄せ直し。
こんな時間が穏やかで好き。

春はもうそこまで来てるね。








煩わしい大人達から解放され自由を満喫していたのに、何故か満たさられない空虚さがあった。
なんだろ?
この空虚感は?
遊んでたり、友達と居る時は確かに楽しい。
なのに、何が満たされてないんだ?
いつも満たさられない気持ちだった。
1人暮らしにも慣れ、仕事にも慣れ、彼氏も居て、ましてや愛人さえ居る。
特別、お金にも困ってない。
母からも解放され、念願の自立。
寂しい。とか、不安。とかと違う空虚感。
何の不満があるの?
多分、人は言うだろう。



愛人との関係は続いていた。
何も縛られる事もない、深入りされる事もない関係は本当に楽だった。

愛し合う時は草を使った。
この時は、この満たされないモヤッとした事を忘れる事が出来る。
17歳の小娘は、肉欲に溺れて心の空虚感を埋める。
この時だけは、満たされた気持ちになっていた。

私は一体、何を求めているんだろう?

いつも分からない何かを求めていた。



ある日、愛人の彼はいつもと違って落ち込んだ様子だった。
何があった?とかは聞かない。
何故か、私の中のルールがあり、深入りしないと決めていた。
彼も同じ様に、そう思っていたと思う。
なんとなく様子が違って、大丈夫?と声を掛ける前に抱きしめた。
父と歳が同じ大人の男性でも、こんな弱い姿を私に見せるのかと不思議に思ったけど、何故か私は子供を扱う様に、抱きしめながら頭を撫でていた。
そのまま、抱き合いながら眠りについた。
目が覚める頃はお昼近くで、何もなかった様に振る舞った。
コーヒーを淹れ、彼に手渡しベッドに座る。
ありがとな。救われたよ。
その言葉に、何故か私も救われていた。
何に救われたのかは自分でも分からない。
でも、あの時は私の方が救われていた。

今なら、その救われた気持ちが分かる。

でも、あの時は分からなかった。



人は色んな経験の中から学ぶ。
知らない世界を、ただ人から聞いただけでは分からない。
自分が経験して、分かる。
理解する事とは違った学び。

私は、同年代の子達よりも知らない世界を早い時期に体験していた。

それは人に批判される事かもしれない。

でも今、こうやって昔の自分と向き合いながら思うのは、あの時の経験は今の私には必要だった。という事。
子供時代の経験も、全ては今に繋がっている。
無駄に思った出来事や経験は、ひとつも無駄ではない。
消し去りたい思い出ひとつも。

きっと誰にでも、無駄だと思う経験はあるはず。
消し去りたい出来事。
でも、自分を見つめ直すと、無駄な事がなかった事に気付くはず。
向き合う時、色んな感情が出て来る。
ひとつひとつ、丁寧に思い返してみると、今の自分があるのは、その無駄だと思った出来事が役に立っていたりする事。
どんな思い出も、必要な出来事だったんだ。
辛くて悲しい過去さえも。
色んな角度から見つめ直すと分かるよ。

自愛からの慈愛
今日もありがと💕

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