作り手の妥協は、買い手からしたら見えてるなんてもんじゃないくらい丸見えなのだ！

「この音、しょぼい……」
「いじってもいじっても思い通りにならない……」
「うわぁぁぁ！！！　もうこのまま送ってみてしまえ！！！」
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（四時間後）
「やっぱダメだったか……」

　以上は、昨日の私でございます。

　私はオーディオストックにてBGMの販売をさせて頂いていて、現在登録曲は11曲。ちょっと前までとあるイベントのために二週間かけて（自分的）大作を作っていた所で、二週間新曲をアップできていない事に焦りを感じていました。

　それで、焦って作った曲の『音色』や出来上がりに違和感を感じたまま、それを審査に出してしまったのです。

　結果は見事に審査落ち。

　こうなるのは目に見えていたのに、何を思って送ったのでしょう。万が一OKだったらいいな、とか思っていたのかもしれません。

　審査落ちのメールが来て、5分後には自分の中のその曲の問題点を改善するために行動を始めていました。

　納得いく音が出る音源（ソフトシンセ）をまず購入。
　行動して三十分後にはDLを始めていました。

　ここまで行動できるならもっと早くやっとけよ……と思われるのは当然です。が、私今の所収入が微々たるものでして。一応立場的には家計を預かる主婦でもありまして。

「大根が高くて買えないわー」

　と言ってる庶民なんですよ、無雲は(笑)。
　でもね、スイッチが入った私は家計の事も気にせずに買ってしまうのです。今必要なツールを。

　これ、ずっとケチってたら自分の頭の中で鳴ってる音は永遠に表現できないんですよ。それって、今後の人生においてかなりの損失。っていうか、中途半端なもの作り続けてたらどんどん私の評価は落ちて行って1円も稼げなくなる。

　というわけでスイッチ入ったので必要な音源を購入しましたし、今後出せる範囲内であればまだ音源を増やしていく予定です。

　ただね、PCがけっこう限界来てまして。

　Windows11に各ソフトが対応した時点で買い替え時ですわ、こりゃ。

　そんなお金どこから出てくるんでしょうね～(笑)。
　いやー、これはもう自分との戦いになりますね(笑)。

　私は、失敗してもただでは起きないタイプの人間です。むしろ失敗すると「今度は同じ失敗しないぞ！」と躍起になって対策を練るタイプです。

　今回学んだ一番大きなことは「大事なところをケチるとろくなことない」って事です。DTMerにとって音源は命ですからね。無きゃ困る。
　きっとおいたん（夫）も分かってくれるはず。嫁（無雲）は頑張って節約料理を考えますから、お腹はいっぱいにさせますから、優しく見守って下さい♡

　作り手の妥協や手を抜いた所というのは、買い手（聞き手）からしたら丸見えどころじゃないんです。もの凄く大きな違和感として聞こえてるんです。作り手として、妥協は良くないです。やはり、それでお金を取るのだし、納得いったクウォリティーのものだけを世に出すべきだ、と自分を恥じました。


　恥じて反省したら、もっと自分と自分の作品をよくするために行動あるのみ！　です。来週は昨日のボツ曲を強化する週にしようかな、と思います。

　
　さて、そんな本日はおいたんと父のバースデー焼肉大会です。さぁ、用意忙しいぞ！！！