11,12,13日目 マネジメント

課長になっての2回目の土日は、平凡な土日でした。

課長になって2回目の月曜日でした。まだ、慣れていないことがありますが、慣れていないと感じるようになってきたので、初心を忘れないように、いろいろメモを残して置いた方が良いですね。

管理職になる前から、マネジメントといえば、ドラッカーだと、先輩社員や研修などで教わりました。

何年か前にドラッカーのマネジメントの本を読んで置いた方がいいと言われていたので、本を買ったのですが、「抽象的で今の業務に役に立つにか?」と感じて読んでいませんでした。

本格的にマネジメントをする立場になったので、昔買った以下の本を引っ張り出してきて、読むことにしました。

P F ドラッカー マネジメント[エッセンシャル版]

私が持っているのは、2010年3月19日 第29刷発行なので、10年くらい前に買ったものかもしれません。

読み始めてみると、第2章のタイトルに違和感を感じました。

第2章 公的機関の成果

公的機関?大企業勤めなので私にとって関係ない話では?と思いました。そして、10年前も同じ違和感を感じて、第1章までしか読んでなかったことを思い出しました。

今回は、大人になったのかどうかわかりませんが、違和感があっても、いや、むしろ違和感がある方が読む気になります。

立場的に興味が10年前より、あるからだけなのか?

とりあえず、読んでみることにしました。

ちなみに、第1章は「企業の成果」というタイトルなので何も違和感を感じることなく、読み進められました。

第2章を読んでみて、結局タイトルが悪いんじゃん。私が翻訳家なら、「サービス部門の成果」とすべきと感じました。

「公的機関の成果」と書いてあるが、要するに自分たちで利益を創出することなく、他人が稼いだ利益を消費する組織や部門について書いてありました。

つまりは、企業のでいうところの間接費扱いされる組織・業務のことでした。いわゆるスタッフ部門と言われる組織のことです。

私もスタッフ部門に所属していたことがありますが、「余計なことしてるな」、「こんなことやめればいいのに」、「怠慢だな」という業務で溢れていました。

無駄と分かっていても、

「やり方を変えたら、いろいろ影響が出るかもしれない。今までのやり方で問題が起こってないので、今のやり方で処理すれば、この業務は私の手から離れる。今日は残業せずに、帰れそうだ」とか、

「やり方を変えるとなると、上長や他の部署との調整をしなければならない。仕事が増えるだけだな。やり方は今のままでいいや。」とか

「やり方を変えて、問題が起こった時の責任を取りたくない。」とか

「やり方を変えれば、効率的に処理できるようになるけど、そこまで改善するのに時間がかかる。ちょっと面倒だが、実績のある方法で処理しよう」など

誰も現状維持しろという指示を出していないにもかかわらず、暗黙の了解で現状維持している状態でした。

そんな組織に対して、ドラッカーは以下のようでなければならないと述べていますの

”あらゆるサービス機関が守るべき原則は、「現在行なっていることは永遠に続けるべきものである」ではなく、「現在行なっていることは、かなり近いうちに廃業すべきものである」でなければならない。“

おそらく、サービス部門を作ると、現状維持の魔力が必ず働くのでしょう。

そのことを全否定しています。

と、まだ第2章までしか読めていませんが、ドラッカーを読んでいて、面白くなってきたところです。

今回は読破できそうです。

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