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25★しずくの四国旅行記~②父の母校と四万十川~

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明朝、高知県の桂浜に到着した。さて何をしようか、、、まずは原付を停め桂浜をぶらり朝散歩。おぉ~敬愛する坂本龍馬像!その向こうには荒れ狂う太平洋。「太平洋、まっこと広いぜよっ!」そして、土佐犬センターなるものがあり、四国に来たんだなーとしみじみ。

たえぽんと相談して、本日の目的地は高知大学と市内の大通り市場、それから四万十川に決まり!イェーイ!!
この旅の宿泊地は、基本的に旅をしながら当日に決めることにしていて、この日の宿はまだ未定~笑 タリラリラ~♪出発前にユースホステル会員にはなっておいたので、基本は行き着いた先で最寄りのユースホステル泊か、持参した寝袋とテントでキャンプか、運悪かったらコンビニ前で野宿の3択。

高知大学は尊敬すべき父の母校!父はわたしの教祖さま!教祖さまの母校は見ておかねば。(なんで?)
余談になるが、父がこの大学を出ていることはわたしの進学先決定に大きく影響している。地方の国立大学。深く考えもせず「父も行けたならいけるでしょ?」の軽い気持ちと、「国立行けば学費安いんじゃない?(わたしは4人姉妹、親にかける負担は最小限に抑えたい長女気質爆発)」があった。なので高一の時からわたしの目標は「国立大学」の一択だった。上の下(ギリギリ国立を狙えるかという学区内でナンバー3)の高校に進学したわたしは、結果的に一浪し死ぬほど勉強して、なんとか近畿圏内の地方国立大に合格した!そしてそこでたえぽんと出会い、この旅に出たのだ!わたしの人生の選択を導いてくれた父の人生。この旅はいわば父の人生、母校へのお礼参りみたいなもんだ。

何度も聞いた父の下宿の話、大学の話。なので学部校舎前での記念写真は感慨深かった、、、。普通逆ちゃう?父親が娘の大学見て成長したなーとか浸るんちゃうの?娘が父親の卒業校を見て感激するとか聞いたことない。

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それから四国上陸初のうどんをすすり、一路四万十川へGO!この日の宿はログハウスっぽい見た目の四万十川ユースホステルに決定。四万十川にかかる沈下橋にさしかかる。

沈下橋は、四万十川の景観を代表する施設です。沈下橋には欄干がありません。これは洪水で橋が水中に没する(沈下する)ことを想定し、水の抵抗を受けにくくし、欄干があることで流木がひっかかり水の流れが悪くなることを防ぐためです。

引用

わたしたちが行ったのは8月の終わり。この日は曇りだったが、連日の台風上陸で四万十川は濁り、沈下橋は今にも川に沈もうとしていた。そしてまた次の台風が迫っていた。増水して水がそこまできている橋を原付で一気に突き進む。もちろん記念撮影は忘れない。

ユースホステルにつくと、木の匂いのする部屋に案内されたわたしたち。旅のスタートに興奮しつつふっかふかのベッドで気絶した。


つづく⏬


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