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エンターテイメントの力

今回のこのコロナショック。
何が1番辛かったかというと
行きたかった舞台が中止になったことである。

ミュージカル『ボディーガード』。
大谷亮平さんの初舞台であった。ノーサイドゲームでかなり好きになった私は、仕事の休みをもぎとりチケットをとり、ダイエットもして半年間このために生きてきたといっても過言ではなかったのである。

…が、あえなく中止となってしまった。
誰も悪くない仕方がない、とこの1ヶ月何度自分に言い聞かせたことであろう。

あぁ、大谷亮平さんを生で拝見したかった。
あの見目麗しき姿をこの目に焼き付けたかった。
これは恋だ。
会うことすら叶わぬ恋なのだ。

ついこの前、山崎育三郎さんがインタビューに答えていた。

「1番最初に幕がおり、1番最後に幕があがる」と。

決して不必要なのではない。
だが、1番最初に切られてしまう分野なのもまた事実である。
だからこそ信じている。
この騒動が収束し幕があがった時。

見る人に希望をあたえる光になる、と。

エンターテイメントはその力があると信じている。

信じて、やまない。