見出し画像

ヨーグルトで腹を下す

こんにちは。ムミニキです。
 はてなからnoteに移籍するにあたって、リメイク記事を掲載しております。
今回は第4弾「ヨーグルトで腹を下す」です。
個人的には短文でよく纏まっていると自負している記事だと記憶していましたが、今読み返すと自分の文章の下手さに気付かされます。
それではリメイク版よろしくお願いします。

2021年11月15日 11時12分

朝から情けない記事を書いています。
今日の食事はヨーグルトのみなので、腹痛の原因は十中八九そういう事なのだと思われます。
 
ヨーグルトは発酵食品だから腐るわけがないだろう、そう思っていた頃が俺にもありました。
調べてみたらヨーグルトにもカビは生えるとの事です。腐敗のサインは、水が多量に分離してしまった時…。正直、心当たりが大いにある。
つまり発酵食品は初めから腐っているから大丈夫という話ではなく、食用の菌で発酵させた食品に食中毒を発症させる菌が繁殖する事があるという話である。同じ発酵(腐る)でも意味合いが違うということだ。

過ぎてしまった事を後悔しても仕方がないので、再発防止の為に菌の勉強をする事にした。
そもそも何故発酵食品は腐らないと思い込んでいたのか。それは賞味期限が2週間過ぎた納豆を食べてもお腹を下したことがなかったからである。
納豆では大丈夫だったのにヨーグルトでは何故…。
乳酸菌のやる気が足りないのではないか。菌類としての自覚が足りないのではないか。後からやってきたカビにナワバリバトルで負けてどうする。
乳酸菌に対して沸々と怒りが込み上がる。
しかし本当に怒られるべきなのは、食材を期間内に消費できない俺自身である事には目を瞑ろうと思う。
 
乳酸菌と言えば、ヤクルト系の飲料で「生きて届く乳酸菌」という謳い文句を見たことはあるだろうか。
これを見た消費者は「きっと腸内で働く乳酸菌を確保するためになるべく殺さないように加熱処理を行った製品なのかな」と予測すると思われます。
では今までの乳酸菌飲料は腸内に死骸を送りつけているから効果がないのかと調べたくなるのが俺である。
カビとのナワバリバトルに負けて俺の腸を危険に晒した雑魚菌だ。確かに乳酸菌は生きていなければ意味が無いような気がします。

だが、予想に反して「乳酸菌は生きていても死んでいても関係ない」が結論でした。
乳酸菌自体が腸を整えるのではなく、腸を整えるのは善玉菌である。乳酸菌はその善玉菌の食料に過ぎないと言うのだ。
善玉菌からすれば、シラスを踊り食いするか干して食べるかの違いでしかないのだ。
つまり俺はヨーグルトの善玉菌ブーストでさえ無効化する毒を摂取したという事になる。

では何故、消費期限が切れた納豆でお腹を壊さなかったのか。
答えはシンプルで納豆菌が強すぎるあまり善玉菌も悪玉菌も殺してしまうからだと思われる。つまり納豆という食品は、納豆菌以外の菌が生息しにくい環境なのだろう。
そして納豆菌自体に整腸機能がある為、健康食品とされている。
ヤクルト工場やチーズ工場勤務者に納豆禁止令が出るという話は小耳に挟んだ事があるが、それはきっとこういう事情なのだろう。
乳酸菌も納豆菌を見習って欲しい。ヨーグルトは水分が多い食べ物だから、菌が繁殖しやすいという事情もあるだろうが…。
 
そうこうしているうちに会社のトイレにこもり始めて早30分が経過した。
俺が会社にとっての悪玉菌にならないように午後は頑張って仕事をしようと思う。
 
おしまい

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?