未知の懐かしい景色に会いに行くこと

射手座の新月を数日後に控えた本日、無性にエテイヤ版タロットに戻りたくなりまして、The Book of Thoth Tarotでリーディングをしてみました。

先日のラジオ配信では、「あなたが拾い上げるもの」というテーマでリーディングをお届けしましたが、「私がみている未来」のかけらも、日常のいたるところに散りばめられているのだなぁ、と思い出させてもらったように感じています。

カードたちが紡ぎ出す物語から、何かしらメッセージを「拾い上げて」いただけたら嬉しいです ☽✩

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「未知の懐かしい景色に会いにいくこと」

きっと「まわり道」のことを言われているのだと思うのです。

この「行き止まり」を表現している Impasse のカード。
複雑に絡み合った糸や紐のように見える時もあれば、今回のように「棘のある蔓のような植物」に見えることがあります。

この時にいつも思うのは、あなたにとっての「行き止まり」を作り出している対象も、きっと一生懸命に生きている、ということ。

「絡み合った糸や紐」とは性質が異なるため、その対応の仕方も自然と変わってくるのでしょう。つまり、「意志」を持ったものを「変えようとすること」は非常に難しい、、、そのように言い切ってしまってもいいのではないか、と思っています。

そこからの、まわり道。

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きっとあなたは、あなたへ向かって流れてくる「未来」に向けて、「あなたらしさ」の姿をプロジェクターで映し出したのだと思います。もしくは、出来るだけ具体的で現実味を持った「目的」を、これから「未来の方向」に描き出すのかもしれません。

まっすぐにそれを見つめるあなた。

たとえ、その視界を遮る「存在」が現れて、「本来の姿」や「目的」がいっとき見えなくなってしまったとしても、あなたが描いたその未来は、ふさわしいタイミングであなたの方に向かって流れてくる、ということを思い出していただきたいのです。

小さな雨粒や雪の結晶も、姿形を変えながら、いずれは川の「本流」へと戻っていくように。

ふと気が付いた時に「本来の姿や目的」から少し離れていたとしても、「まわり道」をすることで、あなたは「本流」へと導く道具をたくさん集めているのかもしれません。

その「未来のかけら」をたくさん拾い集めて、自分の歩幅で、あなたは、未来からあなたに向かって流れてくる「あなたらしさ」に会いにいくのだと思うのです。

今日も素晴らしい１日になりますように ☽✩

6 Les Astres (as The Empress)
21 Le Despote Africain (as The Chariot)
23 Queen of Wands 

Impasse

Shadow Cards
5 of Wands
Being

The Book of Thoth (Etteilla Tarot )
Supra Oracle