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教えるもの、教えられるもの。

先日、2週間遅れで届いたタロットデッキ。

国内の配送状況は、世界的な情勢に加えて気象条件も重なって、郵便局を筆頭に日に日に悪化の一途を辿っているようなのですけれども、玄関先に「とっても普通な」感じでぽんっ、と置かれていて、なんだかそれが、とっても尊いことのように感じたのが印象的でした。

その、箱とかシッピングラベルの背景、といいますか、見えないところできっと巻き起こっていたであろう、そこに携わる人々の「色んな想い」ごと、まるっと受け取ったような気持ちになって。
それで、ちょっと大袈裟かもしれないけれども、この生活というのはやっぱり数え切れないほどの人やものとの「縁」に支えられているんだなぁ、という事実、そこにきっと「貴重さ」を感じたんじゃないか、と思っています。

私の手元に来てくれたこちらのタロット。
最近、再版された "Eros: The Garden of Love" Tarot です。

ユニークな表現、世界観、そしてセクシャルなシンボルがたくさん詰まったタロットデッキですが、マルセイユ版タロットをベースとしていること、そしてそのクラシックな色合い(赤、青そして黄色)と雰囲気が、ユーモアを交えながらも決してブレない「核」を内包している、そのように感じます。

今回は、せっかくですので、開封後のセルフリーディングではなくて、天秤座満月からのメッセージを皆さまにお届けしたいな、と思います。

お楽しみいただけたら嬉しいです。

教えるもの、教えられるもの。

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Page of Pentacles
4 of Pentacles
Strength

大切にしたい、という想いが強いあまり、それを人に触れさせまいとしてきたもの。

あえてそこをめがけて、「変化」を突きつけてこようとする人物の出現によって、あなたは何かしらの対応を余儀なくされる、のかもしれません。

その存在は、若くて自由奔放で、、、真っ向から対峙するには一見「手強い」相手に映るかもしれないけれども、あなたが忘れてしまっていた「ものの見方」を、今あらためて「思い出させてくれる」のかもしれない、と思います。

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ストレスを感じさせるもの。
できれば避けたいもの。
本来なら「悩みとか怖れ」となり得るもの。

その存在が、あなたの前に否応なしに突きつけてくるものを認識して、そして対応していく、ということは、あなたが「自分はこの自分で生きていくのだ」という「覚悟」を周囲に示していく、ということなのかもしれないな、と思うのです。

圧倒的な「違い」を受け入れながらも、自らの姿勢は崩さない、という竹のようなしなやかな強さ。

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この天秤座満月の時間。
かつて「触れられてとても痛かったこと」が、もしかしたら「とっくに癒されていた」ということに、この人物とのやりとりを通してあなたは気付くのかもしれません。
そして、あなたのその対応こそが、「傷(だったところ)をあえて突いてくる人」をも癒すものであった、ということを、いつの日か、知ることになるのだと思います。

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最後までお付き合いくださってありがとうございました。
皆さまにとってまた素敵な一週間となりますように。

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Moon Garden

Eros: The Garden of Love Tarot by Uusi